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デビュー・シングル「電話しても」(1982年4月発売)収録の1stアルバム。アマチュア・バンド(アーモンドロッカ)時代から演奏していた楽曲を中心に収録。美しいメロディーやハーモニー、明るくさわやかで瑞々しいサウンドがそのまま村田和人の人柄を彷彿とさせるまさに原点作。アレンジャーとして山下達郎、鈴木 茂、井上 鑑、作詞で竹内まりや、安藤芳彦、新井正春らによる楽曲を収録。参加ミュージシャンは山下達郎をはじめ、青山純、伊藤広規、中西康晴、島村英二、難波弘之、松任谷正隆、野口明彦、浜口茂外也、発足したばかりのアルファ・ムーンのレーベルメイトである浜田金吾や松下誠ら錚錚たるメンバーが集結。ボーナストラックとして2006年再発時に収録されたデモバージョン6曲を追加収録。
村田和人
1954年1月2日生まれ、東京都出身のシンガー・ソングライター。77年、ALMOND ROCCAで活動。山下達郎らと交流を持ち、1982年に山下達郎プロデュースの「電話しても」でムーン・レコードよりデビュー。計17枚のオリジナル・アルバムを発表。自身のツアーや山下達郎のバックコーラスを務めるなど、精力的なライヴ活動を展開。以降、ウェストコースト・サウンドをベースとしたシティ・ポップの担い手として人気を博す。他にも平松愛理や西司、PIPERの山本圭右と組んだ Honey &B-Boysの作品をリリース、杉真理とのALOHA BROTHERS、杉山清貴らとのユニットIn’n Out、松下誠・濱田金吾とのMoon Kidsなど再度プロジェクトでの活動も活発に行った。1995年以後は寡作となるものの、16年2月に肝臓癌で亡くなるまで(享年62歳)、音楽講師などをしながら何度かのブランクを挟みながらも精力的に音楽活動を行なった。
KAZUHITO MURATA / 村田和人
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