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ホッピー神山の新作CDが登場!
オープニング曲の最初の数十秒を聴いただけでまぎれもなくホッピー神山の音楽、ホッピー神山にしか書けない音楽だと確信させられる。そこではアメリカン・ミニマリズム的な構築美を土台にしつつもロック的ポップさとファンク的奔放さが絶妙なハーモニーを奏でているが、こうした手法やセンスの複合性、前衛とポップの止揚は、2曲目以下すべての楽曲にも共通するホッピーならではの特長だ。本作を聴いて、私は改めて思った。ホッピー神山の音楽家としての引き出しの多さ、教養の深さ、思考の柔軟さ、そして鍵盤奏者としての優秀さについて。あるいは、音楽の歴史と新たな可能性について。
80年代前半、気鋭の若手キーボード奏者として名前を知られるようになったホッピー神山は、その後、作・編曲家、プロデューサーとしてもメジャーのロック/ポップス・シーンで大車輪の活躍を繰り広げた。が、93年に自らインディ・レーベル〈God Mountain〉を立ち上げてからは、アンダーグラウンド・シーンの数々の才能を世に送り出しつつ、自身の作品においても斬新な実験を続け、ポップ・ミュージックのフロンティアを果敢に切り拓いてきた。音楽家としての野心と良心の下、彼が一貫して目指してきたのは、商業的成功ではなく音楽的成功なのだと思う。
1はテレビCM曲、2は日舞の踊りとのコラボをイメージしながらの即興曲、3~8と10は特殊な機材「Piano Bar」を駆使した即興演奏集、9は前衛舞踊の映像作品のための即興演奏、そして11は米国のアウトサイダー・シンガー・ソンクライター、ダニエル・ジョンストンへのトリビュート・カヴァ曲(原曲はジョンストンの2003年のアルバム『Fear Yourself』に収録されていた「Must」)。いずれもスタイル/手法/ジャンルの特定を許さない楽曲ばかりであり、予想のつかないファンキーな展開と音響の中に独特な格調の高さが一貫して輝いている。そう、この揺るぎない品格こそが、ホッピー神山という音楽家の魂なのである。(ライナーノーツより)
HOPPY KAMIYAMA / ホッピー神山
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