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相反するものも自在に行き来しながら、自分だけの音を探し続ける――
「カメレオンのようなサックス奏者」のキャッチコピーで活動する菅野可南子は、演奏が多ジャンルに渡るだけでなく、繊細さと大胆さ・柔らかさと鋭さのような相反する要素の間で音色を探すバランス感覚が魅力。菅野可南子「Sail / Lilac」短冊CD(8cmシングル)には、菅野の「動」と「静」両面が反映された2曲を収録。
「Sail」は同郷の作曲家 秩父英里への委嘱作品。ピアノのキラッとした音色とサックスの推進力のあるメロディが合わさり、聴くとちょっと前向きな気持ちになれる響きに仕上がっている。ラフマニノフ作曲の「Lilac(リラの花)」は、少し切ないけれどあたたかい、内省的な美しさをもつ楽曲。菅野の澄んだ音色と、旋律に寄り添うようなフレージングが、この曲の静かな情感をより一層引き立てている。
KANNNO KANAKO / 菅野可南子
宮城県仙台市出身。どんな曲にも染まるカメレオンのようなサックス奏者。澄んだ音色を活かしたクラシックを中心に、ジャズ・ポップスの演奏にも定評がある。常に音楽と真摯に向き合い、挑戦と進化を続け る姿勢が評価されている。