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1万2千部を突破し、大槻ケンヂ、長谷川正(Plastic Tree)など数々のロックミュージシャンから絶賛を受けた著書「完全パンクマニュアル」やコミックス版が月刊ビッグガンガンにて連載中の「よいこの君主論」などの著者「架神恭介」と、古川とも(GUNIW TOOLS)や犬神サーカス団など他アーティストとのコラボ、舞台劇伴制作など幅広い音楽活動を展開している「藤宮拓」による無国籍パンクバンド「真剣に解散を考えている。」パンクをベースにヒップホップ・プログレッシブ・テクノポップなど多様な音楽性をミクスチャーした自称「世界一のファッションパンクバンド」が結成10周年を記念して初のベストアルバムをリリース!!
インディーズ史上異例となるサウジアラビアレコーディングを敢行するなど、楽曲ごとにジャンルの垣根を破壊する音楽性ながら、どの曲にも共通しているのはメンバーの溢れ出し激しいパトスをストレートに歌い上げたリアリティー溢れるメッセージ性!!しかも昨今のミュージックシーンに溢れている凡庸なメッセージは此処には無い。「家から出たくない!」「働きたくない!」「サウジアラビア転勤になって辛い!」「好きな女の子が黒髪から茶髪になって辛い!」など、今まで歌われてこなかったリアルがこれまでかと込められている。あまりにも強烈な魂の叫びの数々に、一つのパンクバンドの10年の歩みがこうも深いものなのかと痛感させられること必至である。
(新譜案内より)
真剣に解散を考えている