IN THE SUBURBS

牧野琢磨

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1,572円(税込)

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レーベル
GRID605
国(Country)
フォーマット
CD
規格番号
通販番号
IND1999
発売日
2008年02月29日
EAN
2070109000385
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商品詳細情報

[credit]
*アルバム参加ミュージシャン
吉田悠樹/二胡(2,7)
伊東篤宏/オプトロン(9-15)
山口元輝/ドラムス、パーカッション(1,3,5,8)

*作曲:牧野琢磨
*M-9~15曲目は伊東篤宏とのデュオでのライヴ/セッションを録音したもの。録音場所はGRID605。 
*ミックス:牧野琢磨/山口元輝
*マスタリング:中村としまる
*写真:(C)hosaka,mamoru

[コメント]
はじめて牧野くんとあったのは、たしかスタジオヴォイスのインタビューじゃなかったかな。目の焦点も話の焦点も独特でインテリジェンスと同時に微妙に調律の狂ったかんじがあって、すごい人が来たなと思ったのが第一印象。あとで湯浅湾のメンバーと聞いて妙に納得したのを覚えている。その後は、いろんな現場であうようになり、その独特の人格と音楽にふれるうちに、いつしか妙な友情のようなものが芽生え、彼に直接狂気を感じることもなくなったけど、あらためてこうして彼のアルバムを聴いてみると、オレの第一印象は間違ってなかったんだなあとしみじみ思う次第。チューニングの狂ったギターから生まれる音楽は彼そのものだ。そこにあるのは、音楽にありがちなポーズとしての狂気ではなく、日本の郊外形都市に育った青年が内包する救いがたい絶望と狂気、そして、そこからしか出発できないという潔く健全な覚悟だ。
(大友良英)

ジャケット裏に小さく写る小男だが、まなざしは鋭い。が、それでいて人懐っこい音。ギターには臭いがある。そして、ロマンも携えている。鉄道とブルーズはやはり男のロマンなのだ。
(桜井芳樹)

ギタリストとして湯浅湾、Americoに参加する他、ソロ演奏も行っている。ブルースの輪郭を滲ませていくような抽象的な演奏の合間に不意に現れる生々しさ、ギターを構成する木や金属がむき出しになったかのような響きに不意を突かれ、思わず顔を上げると牧野のメガネがずり落ちている。というオチまで用意するおもてなしの心に打たれる。エンターテイメントの人。
(谷内栄樹/ライター)
※STUDIO VOICE 2007年4月号/記事「ロックを担うかもしれない40組」内レビュー

プロフィール]
牧野琢磨
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 ギタリスト。エレクトリック、アコースティック、バリトン・ギターを演奏する。
 2002年頃より音楽評論家・湯浅学のバンド『湯浅湾』に参加、音楽活動を始める。その後湯浅湾のメンバーとして、アンラ・コーティス来日公演の前座公演(2005年)、RAWLIFEでのヘア・スタイリスティックス(中原昌也)とのジョイントライヴ(同年)、レッド・クレイオラ来日公演の前座(2006年)など、数多の演奏を行う。2007年に湯浅湾を脱退。
 湯浅湾の活動と平行して、西岡由美子(ex.rest of life)のバンド『Americo』に参加(2004~)。Amazon
Saliva(HIDE+TABATA+NANI)との関西ジョイントツアー、恒松正敏とのツーマンライヴなど、こちらも数多の演奏を行い、現在までに2枚のCD-Rをリリース。ロック漫筆家の安田謙一など、各方面から評価を得る。
 そのほか、ロックバンド『サボテン』(いぬん堂などからリリースあり)の準メンバーとしてライヴでギターを弾いたり、DJ TOPBILLがmaryjoyにて制作したアルバムに参加したり、『おにんこ!』のセカンドアルバムでゲストとしてギターを弾いたり、何冊か本(すべて共著)にテキストを書いたりしている。
 2007年は、今回のアルバムにも参加している元パイカルの吉田悠樹とともに『New Residential Quarters(ニュー・レジデンシャル・クォーターズ)』というバンドを結成。二胡とエレクトリック・ギターの計八弦で訥々とした新興音楽を奏でる。また、画家/ミュージシャンである松本里美のソロアルバムに参加、関島岳郎も含めたトリオでライヴを行う。また、大友良英が主宰している吉祥寺のイベントスぺース『GRID605』の管理人として、幾つかのライヴを企 画する。12月には日本科学未来館で行われた『ONJO』のライヴにゲリラ参加(ファースト・セットのみ)。
 

ソングリスト

  • 1. suburban blues
  • 2. new residential quarter rag
  • 3. weird sign
  • 4. consplracy theory blues
  • 5. mt.weather
  • 6. sul
  • 7. go to the grave
  • 8. unesotelc march
  • 9. -15