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60年代後半から今なお活動を続けるフォーク・シンガー、オクノ修。高田渡には、その京都時代に出会い大きな影響を受ける。1972年、京都Himikoレコードからアルバム『オクノ修』リリース(2000年に復刻され“アシッド・フォーク”として話題となる)。70年代半ば東京で、はちみつぱいの本多信介(2009年発売のはちみつぱいBOXに収録された「ミスター・ソウル」は2人の共作)らとバンド活動、80年代はニューウェイヴに触発されたバンド、ビートミンツ、ミントスリーピンを結成、京都河原町三条の珈琲店、六曜社地下店を営みながら、これらの活動を続け、1994年、アコースティック・ギターの名器、マーチンD-18との出会いから現在の弾き語りスタイルとなる(カセット・アルバム『こんにちはマーチンさん』)。
2001年、船戸博史とジャズ・ピアニスト西山靖夫をバックに弾き語りアルバム『帰ろう』。2003年、渋谷毅、船戸博史、高田漣、関島岳郎、中尾勘ニのサポートで『唄う人』を続けて発表、その初々しくも凛とした歌が、多くの共感を呼んだ。90年代、大阪スカム・シーンから登場したシンガー、豊田道倫は、この数年オクノのライヴに通い親交を深め、遂にはこの企画「オクノ修、高田渡を歌う」となった。
本録音の前オクノは、ウディー・ガスリーと初期ボブ・ディランだけ聴いてきた、という。また録音には2本のギター、マーチンとエピフォンを持ってきたが、エピフォンのテキサンだけを弾いて歌った。収録曲は次のとおり、録音もこの順に進められた。
「多くの人が持つ高田渡さんへのイメージ、それとは異なり、しかし改めてその凄さを突きつけるものとなった」とはプロデューサー豊田道倫。歌わなければならない理由が、ここにある。
(歌、ギター、ハーモニカ:オクノ修。録音・ミックス・マスタリング:中村宗一郎)
Osamu Okuno / オクノ修