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吉田悠樹、牧野琢磨、中尾勘二、服部将典=ニュー・レジデンシャル・クォーターズ、
あるいはサバービアのカウボーイたち「NRQ」。待望の2ndアルバム。
12の弦と管楽器とドラムから成るインストゥルメンタル・バンド「ニュー・レジデンシャル・クォーターズ」、あるいはサバービアのカウボーイたち「NRQ」。バラッズ、トラッド、ブルース、フォーク、カントリー、ファンク&ジャズが全編に流れる。しかしブルースやジャズを演るのではない。NRQは、Rock’n’rollでいうところの「n」を自覚的に演奏し続ける。あらゆるジャンル/イズムから解放され、狂おしいまでに「n」に委ねた自由で景色の良い音楽だ。その枠に収まりきらない大きさゆえ特異かつ孤高ではあるがそれを秘め隠し、その磁力に魅かれ支持者も増え始めた。各メンバーの作曲能力の高さによる緻密な曲作りと綿密なリハーサル、さらに多くのライヴを経て、また即興性も取り入れ、合宿レコーディングは行われ、正味12時間、全12曲、極めて完成度の高いものが出来上がった。無駄な音がひとつもない。
スチールパン、トランペットにMC.sirafu (from 片想い、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり)、ボーカルにmmmが参加。また、知る人ぞ知るジャズ・ミュージシャン、岩田江の名曲「うぐいす」をカバー。ジャケット写真撮影には先の坂本慎太郎ソロ作を撮った写真家、塩田正幸を起用。ジャケット題字/ライナーは五所純子。
[NRQ]2007年、吉田悠樹 (二胡) と 牧野琢磨 (guitar)のデュオとして活動を開始。翌年、服部将典(contrabass) が参加。さらに中尾勘二(drums / sax / tb / cl) が加わり現在のスタイルに。2010年1STアルバム「OLD GHOST TOWN」発表。本年11月、唐十郎リサイタル(=「四角いジャングルで唄う」を38年ぶりに再現)に小室等指揮のもと全面的に演奏参加、全国的に名を知られることとなった。 吉田悠樹:前野健太とDAVID BOWIEたち、カナリヤ、穂高亜希子など。シャムキャッツ新作に参加。/牧野琢磨:湯浅湾、(ex)Americo。浦朋恵、三村京子、大久保由希などのアルバムに参加。/中尾勘二:80年代後半、篠田昌已ユニットに参加後、コンポステラ、その発展形、ストラーダ。現在はかえる目、浜野謙太NEWDAYなど。/服部将典:shing02歪曲楽団、emi meyer、轟渚、カナリヤ、NH Trio、穂高亜希子など。
吉田悠樹(二胡、マンドリン)
牧野琢磨(エレクトリック・ギター)
中尾勘二(ドラム、アルト・サックス、トロンボーン、クラリネット)
服部将典(コントラバス)
[Guests]
MC.sirafu(スティールパン、トランペット)
mmm(ボーカル、フルート)
プロデュース:NRQ
録音:宇波 拓
写真:塩田正幸
題字:五所純子
NRQ
正式グループ名「New Residential Quarters」。略して「NRQ」と称する4人組インストゥルメンタル・バンド。2007年に吉田悠樹(二胡)と牧野琢磨(ギター)のデュオとして活動をスタート。その後、コントラバスの服部将典、ドラムス・サックス他の中尾勘二が参加し現在に至る。これまでに『Old Ghost Town』(2010)、『のーまんずらんど』(2012)、『ワズ ヒア』(2015)、『RETRONYM』(2018)、『こもん』(2022)の計5枚のアルバムをリリース。2024年にはVIDEOTAPEMUSICによるリミックス作品「あの丘のむこうがわへ」と書き下ろし楽曲「lament」を収録した両A面7inchシングルレコードをリリースした。NHK Eテレ『シャキーン!』やNHK BS『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』シリーズなどのTV番組に楽曲が起用されるほか、横浜赤レンガ倉庫での『唐十郎21世紀リサイタル』の伴奏や、ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』(2020年版)への音楽提供、泥棒対策ライトとの公演『NANTO! KAKANTOKA!!!』など、舞台作品への参加も数多い。2025年6作目となる新譜『new residence』をカセットテープでリリースする。