Unimusic 商品一覧

  • イントゥネシア / INTONESIA

    DISKORIA / ディスコリア

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    【ライナーノーツ付き】インドネシア国内外で絶大な人気を誇るDiskoriaの待望のフルアルバムが登場!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD122 / 1009259226 / 2026年09月09日

    CD CD

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    インドネシア国内外で絶大な人気を誇るDiskoriaの待望のフルアルバムが登場! Let’s INTO Indonesia!!!コンポーザー兼DJのDiskoriaは、2010年代初頭からのポップ・クレアティフ (インドネシアにおけるCity Popのようなジャンル) の再評価に伴い話題となったグループで、そのブームを牽引する存在だ。70~80年代ポップスをモダン・ディスコチックにアレンジするスタイルを特徴とし、全世界的なレトロブーム、アナログブームも相まってインドネシアのみならず世界中で社会現象となっている。彼らのフィジカルは、White Shoes&The Couples Companyと並び入手が非常に困難となっているだけに、レコード化に続きCDでのリリース決定は嬉しい!Suchmos、ミツメ、Lamp、White Shoes&The Couples Companyあたりのファンは必見!!ここ日本でも話題のMondo Gascaroが全面的に参加した「Prahara Api Asmara」、そして驚きの抜擢ともいえるモデルのAyu Ganiを迎えた「Hasrat Dan Jiwaku」などの渋谷系寄り極上チューン多数収録! インドネシアのクラブでハードプレイされている彼らの代表曲「C.H.R.I.S.Y.E.」、「SUARA DISKO」を初めて聞いた時の、あの高揚感がよみがえってくるかのようだ。 レトロ~ディスコに主眼を置き、インドネシア産オブスキュア・チューンの再解釈を進めてきたDiskoriaだが、ここ数年はオリジナリティ性を追求し、現在第一線で活躍するMondo Gascaro、White Shoes&The Couples CompanyのRicky Virganaを皮切りに多くのアーティスト、プロデューサーなどを迎え楽曲制作を行ってきた。今作はまさにその集大成とも呼べそうなフルアルバムでこれまでと一際違った味わいが楽しむこともできる。例えば、導入のインドネシアへの心温まるトリビュート・チューン「Tanah Airku (feat. Najwa Shihab)」、Bandung Jazz Orchestraを迎えた誕生日を祝う楽曲「Selamat Ulang Tahun」、ジャズシンガーDanillaを迎えた内省的な楽曲「Flamboyanku」などの楽曲はこれまでになかった魅力が感じられ、そしてこれらの楽曲がアルバムとしての完成度をより引き上げているといっても過言ではない。新曲「Kilauan」は特に大推薦。今作は、これまでのDiskoriaワークスとは違いある種異質な楽曲で、インドネシアのディスコブギー・プロデューサーMidnight RunnersことMunirあたりのファンにオススメしたい極上のプロト・ハウス・チューン。一方で、彼らが得意とするレトロな要素もしっかりと詰まっており、当時の空気感で例えると、「90年代の久保田麻琴ワークスによるMellyanaやSandiiのきらびやかさ」×「シーラ・マジッドの不朽の大名曲」的なエッセンスを持つ最高の楽曲だ。そう例えるとリピートしたくなること間違いなし!?これはDJもコレクターも音楽通もすべての音楽リスナーに大推薦!マストバイ!!日本仕様としてライナーノーツが付属解説:武部洋子
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  • 帯ライナー盤 / サンバジャズを現代にアップデートする異才二人による連名作!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD115 / 1009181377 / 2026年04月15日

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    サンバジャズを現代にアップデートする異才! アントニオ・ネヴェスとチアギーニョ・シルヴァによる連名作品が名門〈Far Out Recordings〉よりリリース!!!! ブラジル・リオデジャネイロのジャズシーンにおける異端児アントニオ・ネヴェスと、同じくカリオカ(リオっこ)のパーカッション奏者チアギーニョ・シルヴァによるデビュー・コラボレーション・アルバム『Ladeiras De Santa Teresa』。トラッド・サンバとそのルーツにあるディープなアフロブラジル音楽、サンバジャズの狂騒と瀟洒で力強いブラスサウンドが融合したグルーヴ感あふれる作品だ。 2021年にリリースされたアルバム『A Pegada Agora E Esssa』で高い評価を得て以来、トロンボーン奏者兼ドラマーとして活躍し、国際的なブラジル音楽シーンの中心人物であり続けているアントニオ・ネヴェス。自身名義の作品のみならず、アナ・フランゴ・エレトリコの『Little Electric Chicken Heart』、ブルーノ・ベルリの『No Reino Dos Afetos 2』、バーラ・デゼージョの『Sim Sim Sim』などにも参加。父エドゥアルド・ネヴィスと同じく、伝統と革新が渦巻くリオの音楽シーンにおいて当代きっての器楽奏者として、彼もまた欠かせない存在だ。 一方のチアギーニョ・シルヴァも、パーカッション界の巨匠ホベルチーニョ・シルヴァの息子だ。ジャズのイディオムを踏まえたアフロブラジル色の強い演奏で、アルトゥール・ヴェロカイの『Arthur Verocai』(1972年)、ミルトン・ナシメントとロー・ボルジェス『Clube da Esquina』(1972年)、ガル・コスタの『India』(1973年)などに参加してきただけでなく、〈Carmo〉や〈Philips〉MPBCシリーズなどに残した自身の作品も高く評価されるホベルチーニョ。息子であるチアギーニョもまたマルセロD2、ガル・コスタ、リニケル、アリシ・カイミらと共演。本作『Ladeiras De Santa Teresa』を聴けば、彼がシルヴァ家の後継者として、濃密なブラジリアン・インストゥルメンタルの伝統を継承していることは明らかだろう。 2023年に〈Mr Bongo〉がリリースしたリオデジャネイロをテーマにしたコンピレーション『Hidden Waters』にも収録された「Das Neves」から本作は幕をあける。エルメート・パスコアルらとも共演する弟のエドゥ・ネヴィスとアントニオのネヴィス兄弟による燃えるようなブラスセクション、ドラ・モレレンバウムの作品にも参加するルイス・オタヴィオのエレガントなピアノ、そしてチアギーニョの脈打つサンバブレイクが見事に融合したこの曲は、まるでエヂソン・マシャードのコンボが現代に蘇ったかのような濃密さを持つ。と同時に現代的な息吹も着実に感じさせる一曲で、この続きを聴いてみたいと思わせるに十分なインパクトだった。そんな期待に違わぬ内容で、伝統と革新のスパークはアルバム全体を通して続く。なかでもネヴェスがドラムをダブルで担当し、アレンジャーとしての独創的で大胆な手腕を発揮する「Fendas Vocais」や、ストリートアーティスト、ミュージシャン、そしてラッパーとしても活躍するジョカが参加したアルバムのハイライトともいえる「Viagem de Trem」あたりは実に見事だ。アルバムタイトル「Ladeiras De Santa Teresa(サンタテレーザの丘)」は、リオデジャネイロの有名なサンタテレーザ地区に敬意を表して名付けられたのだという。象徴的な街並みを一望できるボヘミアンな居住地として有名なサンタ・テレーザの精神は、このアルバムに見事に体現されている。曲がりくねった路地や石畳の道に息づくジャズとサンバの歴史が、本作には凝縮されているのだ。
    ¥2,640 (税込)
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    • S
    • A
    • B+
  • 帯ライナー盤 / サンバジャズを現代にアップデートする異才二人による連名作!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP116 / 1009181379 / 2026年04月15日

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    サンバジャズを現代にアップデートする異才! アントニオ・ネヴェスとチアギーニョ・シルヴァによる連名作品が名門〈Far Out Recordings〉よりリリース!!!! ブラジル・リオデジャネイロのジャズシーンにおける異端児アントニオ・ネヴェスと、同じくカリオカ(リオっこ)のパーカッション奏者チアギーニョ・シルヴァによるデビュー・コラボレーション・アルバム『Ladeiras De Santa Teresa』。トラッド・サンバとそのルーツにあるディープなアフロブラジル音楽、サンバジャズの狂騒と瀟洒で力強いブラスサウンドが融合したグルーヴ感あふれる作品だ。 2021年にリリースされたアルバム『A Pegada Agora E Esssa』で高い評価を得て以来、トロンボーン奏者兼ドラマーとして活躍し、国際的なブラジル音楽シーンの中心人物であり続けているアントニオ・ネヴェス。自身名義の作品のみならず、アナ・フランゴ・エレトリコの『Little Electric Chicken Heart』、ブルーノ・ベルリの『No Reino Dos Afetos 2』、バーラ・デゼージョの『Sim Sim Sim』などにも参加。父エドゥアルド・ネヴィスと同じく、伝統と革新が渦巻くリオの音楽シーンにおいて当代きっての器楽奏者として、彼もまた欠かせない存在だ。 一方のチアギーニョ・シルヴァも、パーカッション界の巨匠ホベルチーニョ・シルヴァの息子だ。ジャズのイディオムを踏まえたアフロブラジル色の強い演奏で、アルトゥール・ヴェロカイの『Arthur Verocai』(1972年)、ミルトン・ナシメントとロー・ボルジェス『Clube da Esquina』(1972年)、ガル・コスタの『India』(1973年)などに参加してきただけでなく、〈Carmo〉や〈Philips〉MPBCシリーズなどに残した自身の作品も高く評価されるホベルチーニョ。息子であるチアギーニョもまたマルセロD2、ガル・コスタ、リニケル、アリシ・カイミらと共演。本作『Ladeiras De Santa Teresa』を聴けば、彼がシルヴァ家の後継者として、濃密なブラジリアン・インストゥルメンタルの伝統を継承していることは明らかだろう。 2023年に〈Mr Bongo〉がリリースしたリオデジャネイロをテーマにしたコンピレーション『Hidden Waters』にも収録された「Das Neves」から本作は幕をあける。エルメート・パスコアルらとも共演する弟のエドゥ・ネヴィスとアントニオのネヴィス兄弟による燃えるようなブラスセクション、ドラ・モレレンバウムの作品にも参加するルイス・オタヴィオのエレガントなピアノ、そしてチアギーニョの脈打つサンバブレイクが見事に融合したこの曲は、まるでエヂソン・マシャードのコンボが現代に蘇ったかのような濃密さを持つ。と同時に現代的な息吹も着実に感じさせる一曲で、この続きを聴いてみたいと思わせるに十分なインパクトだった。そんな期待に違わぬ内容で、伝統と革新のスパークはアルバム全体を通して続く。なかでもネヴェスがドラムをダブルで担当し、アレンジャーとしての独創的で大胆な手腕を発揮する「Fendas Vocais」や、ストリートアーティスト、ミュージシャン、そしてラッパーとしても活躍するジョカが参加したアルバムのハイライトともいえる「Viagem de Trem」あたりは実に見事だ。アルバムタイトル「Ladeiras De Santa Teresa(サンタテレーザの丘)」は、リオデジャネイロの有名なサンタテレーザ地区に敬意を表して名付けられたのだという。象徴的な街並みを一望できるボヘミアンな居住地として有名なサンタ・テレーザの精神は、このアルバムに見事に体現されている。曲がりくねった路地や石畳の道に息づくジャズとサンバの歴史が、本作には凝縮されているのだ。
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  • セン・フロンテイラス / SEM FRONTEIRAS

    BRUNO BERLE / ブルーノ・ベルリ

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    まさに熱帯のジョーダン・ラカイ! ブラジル・アラゴアスを代表する天才SSWが仲間たちと作り上げたローファイR&B!! 間違いなくキャリア最高傑作!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD119 / 1009236084 / 2026年07月24日

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    ※帯ライナーノーツ付き輸入盤ブラジルの北東部に位置するアラゴアス州の州都であるマセイオで生まれ育ったブルーノ・ベルリ。幼い頃からの盟友であるバタータ・ボーイと共にモダンな感性を磨き、2022年にUKの名門〈Far Out Recordings〉よりリリースしたデビュー作『No Reino Dos Afetos』で宅録によるMPBとアシッド・フォークの合流に成功。その評判は瞬く間に世界へと広がり、ブラジル国内では主要フェスに加えFKJをはじめとした海外アクトとも共演を果たすようになる。 その後サンパウロに移住し、2024年に発表した続編『No Reino Dos Afetos 2』ではドメニコ・ランセロッチやアントニオ・ネヴィスといったミュージシャンと共に微睡むような音像を追求。アーサー・ラッセルや吉村弘をフェイバリットに挙げるだけあり、SSWとして歌のみならずアレンジやポスト・プロダクションにまでその才を注ぐ彼の周囲には、いつも仲間が溢れていた。ナイロン・イーゴルやフィリペ・ヌネス・アラウージョといった同郷のミュージシャンを〈Far Out〉より送り出すなど、プロデューサーとしても広く活躍している。 そんな彼の最新作が届けられた。タイトルは『Sem Fronteiras』。「国境を越えて」という言葉の通り、本作は地元であるアラゴアスや現在の拠点であるサンパウロのみならず、ロンドンやドイツでも録音が行われたという。長年のパートナーであるバタータ・ボーイとの共同プロデュースにより、これまでの作品と比べても一層インティメイトに響く本作は、ブルーノの確かな成熟が隅々まで表現されている。ナイロン・イゴールをデュエットの相方に招いた冒頭の「Você Já Sabe」から始まり、前半はブルーアイド・ソウル/AORのカラーを強調した新鮮な楽曲が並ぶ。一方で中盤の「Amor Inteiro」からは力強いアタバキのリズムに「Vim Dizer」に「Manhã」などの静かなフォークなど、自身のルーツに根差した歌が続く。この二面性こそ本作のアイデンティティを為すエッセンスなのだ。 ペドロ・ラセルダにニナ・マイアなど、これまた多くの仲間たちによって支えられている『Sem Fronteiras』。まさに現代の街角クラブとでも言うべき潮流の中心にいる天才の現在地です、全てのミュージックラバーに大推薦!!
    ¥2,970 (税込)
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  • クロック(帯ライナー仕様) / KROK

    SOYUZ / ソユーズ

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    【日本語帯/ライナーノーツ付き】チン・ベルナルデス、角銅真実ら参加!ベラルーシのブラジリアン・バンドによる最高傑作が誕生!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD106 / 1009112768 / 2025年10月24日

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    New! インタビューが公開されました!https://turntokyo.com/features/soyuz-krok-interview/ベラルーシのバンド、ソユーズが踏み出す新たな“一歩” ── バンドの作曲家/アレンジャー、アレックス・チュマクが語るソユーズの音楽の実像チン・ベルナルデス、角銅真実ら参加!ベラルーシのブラジリアン・バンドによる最高傑作が誕生!※日本語帯/ライナーノーツ付きブラジル音楽に大きな影響を受けた前作『Force of The Wind』(2022)によって世界的な注目を浴びたベラルーシのバンド、ソユーズ(SOYUZ)の3年ぶりとなる新作が〈Mr.Bongo〉よりリリース!タイトルとなっている「KROK」は、ベラルーシ語で「一歩」を意味する言葉。ウクライナでの戦争とベラルーシの不安定な政情を背景にワルシャワへと移住した彼らにとって、この言葉には大きな意味が込められているのだという。ソングライティング/アレンジを担当しているアレックス・チュマク(Alex Chumak)は、これまでは歌詞を旧ソ連諸国の共通語であるロシア語で綴っていたが、本作では彼らの母語であるベラルーシ語で書くことを決意。ドラマーのアントン・ネマハイの脱退という困難もあったが、サンパウロのバンド、セッサやオ・テルノでドラムを担当するビエル・バジーリやマルセロ・カブラルといったブラジルのミュージシャンが多数参加し、サンパウロのスタジオでレコーディングが行われた。アルバムの幕分けに相応しい疾走感ある表題曲に始まり、チン・ベルナルデスがヴォーカルで参加した「Lingua Do Mundo」、スヴェン・ワンダーのスタジオで録音されたというローズ・ピアノの音色が美しい先行シングル「Kali ty zapytaješ」、角銅真実がポエトリー・リーディングで参加した「Smak žyćcia」など、どの楽曲も最高級のクオリティ。録音は主にブラジルで行われたものの、本作の基盤にあるのは東欧のルーツなのだという。そこにさらにブラジル音楽やジャズやフォーク、ライブラリー・ミュージックなど様々な要素が織り交ぜられている。多様なリファレンス、きめ細やかなこだわりを感じさせるサウンドメイク、より深みを増したコンポジション/アレンジ。録音すら困難な状況の中、窮地を好機へと変えてしまうかのように、ソユーズの最高傑作と呼ぶべき名作が誕生した。(解説:鈴木翔太)
    ¥2,750 (税込)
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  • 【日本語帯付属】快挙再び!!軍事政権下にブラジリアン・フュージョン~プログレを更新した伝説のグループ、アグレッシブに進化した'77録音の第二作が世界初パッケージ化!!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP110 / 1009155284 / 2026年02月18日

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    【日本語帯付属(横からの被せ帯です)】快挙再び!!軍事政権下にブラジリアン・フュージョン~プログレを更新した伝説のグループ、アグレッシブに進化した'77録音の第二作が世界初パッケージ化!!サンパウロに位置していたホジェリオ・ドゥプラのスタジオを拠点とし、軍事政権下の網目を搔い潜るように活動していたグループ・ウン。当時のエルメート・パスコアルのバックバンドを務め、実の兄弟でもあったレロ・ナザリオ(キーボード)とゼー・エドゥアルド・ナザリオ(ドラム)に加え、セッションバンドのマンダラに参加していたゼカ・アスンソン(ベース)のトリオによって始まったこのプロジェクトは、アフロ・ブラジルの煮え立つグルーヴをジャズ・ロック~フュージョン~プログレといった最先端のサウンドと合流させることにより、ブラジルの地下シーンで一目置かれる存在となった。彼らが残した幻のデビュー・アルバム『STARTING POINT』は長らく日の目を見ることができなかったものの、数十年の時を経てレロが倉庫よりマスターテープを発掘。2年前のFar Outの導きによってようやくリリースされることとなった。そしてこの度、『Starting Point』の2年後に録音され、未発表であったという2ndアルバム『Nineteen Seventy Seven』が半世紀の時を経て発表される。前作と大きく異なるのは、オリジナル・メンバーの3人に加え、サックス奏者のロベルト・シオンとパーカッショニストのカルリーニョス・ゴンサルヴェスが新たに加入しているという点だ。タイトな演奏によってアフロ・ブラジル~アヴァンギャルド・サンバを更新しようとしていた彼らの身体はさらに拡張、アルバム冒頭の「Absurdo Mudo」(直訳すれば「無言の不条理」)での超高速セッションを聞けばその意図するところは即座に伝わるだろう。『Slaves Mass』前夜のエルメートが惚れ込んでいた彼らのアグレッシブな側面が如実に強調されたナンバーだ。「Cortejo dos Reis Negros (Version 2)」ではマラカトゥをウェザー・リポート流のスムースなフュージョンと混成させ、「Sambapsis」ではフォホーをフリー・ジャズの俎上に乗せるなど、『Starting Point』以上に熱を孕んだ圧巻の演奏が濁流のように押し寄せる。さらに白眉なのはキーボーディストのレロによるモジュラー・シンセの実験。スタジオに導入されたARP2600やEMS Synthi AKSを触り、怪しいサウンド・スケープを獲得した彼は「Mobile/Stabile」にて早速実践に移る。これはモジュラー・シンセとブラジル音楽を融合させたサイケデリックかつ革新的な録音として、後のブラジル・ジャズ界に大きな波紋を広げることとなる。1978年の第1回サンパウロ国際ジャズフェスティバルでバンドは「Mobile/Stabile」を初演したが、なんとその最中に主催者が突然演奏の中断を指示。言葉を介さずとも節々から漏れ出る反骨精神は保守的な体制側より反発を受け、当時のオーディエンスからは「芸術への検閲」として激しい批判が巻き起こったという。ついにそのベールを脱ぐ幻の第二作『Nineteen Seventy Seven』。奇跡のような一枚です、これは必携!!
    ¥5,500 (税込)
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  • マリア / MARIA

    MOYSES DOS SANTOS / モイゼス・ドス・サントス

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    ヴェロカイも参加! アジムス、アイアート・モレイラからジョージ・デューク諸作を思わせるクロスオーバー快作が名門 Far Out より到着!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD117 / 1009225549 / 2026年06月26日

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    ヴェロカイも参加! 名門〈Far Out Recordings〉新作は、ブラジリアン・クロスオーバーを体現するUK在住ベーシストの待望デビュー作! アジムス、アイアート・モレイラからジョージ・デューク、ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークあたりのファンにまで大推薦です! ブラジル出身、ロンドンを拠点に活動する著名なエレクトリック・ベーシスト兼作曲家、モイセス・ドス・サントス。2000年代初頭にブラジルからロンドンに移住し瞬く間にロンドンで最も需要の高いミュージシャンの一人となったモイセスは、ナイル・ロジャース、ジャネル・モネイ、エミリー・サンデー、グレゴリー・ポーター、オマーといったベストセラー・アーティストたちとステージやスタジオを共にし、楽曲制作にも携わってきた。 そんなモイセスにとってのデビューアルバムは、UKを拠点に世界へブラジル音楽を発信する 名門〈Far Out Recordings〉から。2022年にブラジリアン・クロスオーバーのレジェンド、アジムスとツアーした際にドラマーの故ママォンに自身のルーツを意識するように進言されたことがきっかけで制作がスタートしたのだという。アルバムタイトルは母の名前から取られているのだそうだ。 リードシングルでありアルバムのオープニングを飾る「Boa Viagem」は、陽気でカーニバルを彷彿とさせるダンスフロア・ジャズ。より高次の存在に直接呼びかける「Brazilian Spirit」は、グラミー賞ノミネート経験を持つテオ・クローカーの超越的なトランペット演奏が光る、まさに天上のジャズ現象。「Saudade」では、ブラジルの巨匠アルトゥール・ヴェロカイをフィーチャーした極上のミッドテンポ・ソウル。彼の特徴的なストリングス・アレンジが、ロンドンで注目を集めるリンダ・ドーンの神々しい歌声を包み込む。 先述のアジムスはもちろん、アイアート・モレイラやハウル・ヂ・ソウザ、さらにはジョージ・デューク、そしてジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークといった北米のエレクトリック・ベース界の巨匠たちから強い影響を受けてきたモイセス。それに加え、音楽家として腕を磨き始めたブラジルの教会での演奏経験、そして10代の頃に演奏していたバトゥカーダ、マラカトゥ、バイアォン、サンバ、フレーヴォといったブラジルの多彩なリズムをモイセス流に融合することに成功。ブラジルの音楽的伝統をジャズ、ファンク、ソウル、ディスコへと昇華させ、ロンドンの現代ジャズシーンが持つ国際色豊かなエネルギーに満ちた作品へと結実した。
    ¥2,970 (税込)
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  • セン・フロンテイラス / SEM FRONTEIRAS

    BRUNO BERLE / ブルーノ・ベルリ

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    まさに熱帯のジョーダン・ラカイ! ブラジル・アラゴアスを代表する天才SSWが仲間たちと作り上げたローファイR&B!! 間違いなくキャリア最高傑作!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP120 / 1009236087 / 2026年07月24日

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    ※帯付き国内仕様輸入盤(ライナーノーツは付きません)ブラジルの北東部に位置するアラゴアス州の州都であるマセイオで生まれ育ったブルーノ・ベルリ。幼い頃からの盟友であるバタータ・ボーイと共にモダンな感性を磨き、2022年にUKの名門〈Far Out Recordings〉よりリリースしたデビュー作『No Reino Dos Afetos』で宅録によるMPBとアシッド・フォークの合流に成功。その評判は瞬く間に世界へと広がり、ブラジル国内では主要フェスに加えFKJをはじめとした海外アクトとも共演を果たすようになる。 その後サンパウロに移住し、2024年に発表した続編『No Reino Dos Afetos 2』ではドメニコ・ランセロッチやアントニオ・ネヴィスといったミュージシャンと共に微睡むような音像を追求。アーサー・ラッセルや吉村弘をフェイバリットに挙げるだけあり、SSWとして歌のみならずアレンジやポスト・プロダクションにまでその才を注ぐ彼の周囲には、いつも仲間が溢れていた。ナイロン・イーゴルやフィリペ・ヌネス・アラウージョといった同郷のミュージシャンを〈Far Out〉より送り出すなど、プロデューサーとしても広く活躍している。 そんな彼の最新作が届けられた。タイトルは『Sem Fronteiras』。「国境を越えて」という言葉の通り、本作は地元であるアラゴアスや現在の拠点であるサンパウロのみならず、ロンドンやドイツでも録音が行われたという。長年のパートナーであるバタータ・ボーイとの共同プロデュースにより、これまでの作品と比べても一層インティメイトに響く本作は、ブルーノの確かな成熟が隅々まで表現されている。ナイロン・イゴールをデュエットの相方に招いた冒頭の「Você Já Sabe」から始まり、前半はブルーアイド・ソウル/AORのカラーを強調した新鮮な楽曲が並ぶ。一方で中盤の「Amor Inteiro」からは力強いアタバキのリズムに「Vim Dizer」に「Manhã」などの静かなフォークなど、自身のルーツに根差した歌が続く。この二面性こそ本作のアイデンティティを為すエッセンスなのだ。 ペドロ・ラセルダにニナ・マイアなど、これまた多くの仲間たちによって支えられている『Sem Fronteiras』。まさに現代の街角クラブとでも言うべき潮流の中心にいる天才の現在地です、全てのミュージックラバーに大推薦!!
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  • マリア(LP) / MARIA (LP)

    MOYSES DOS SANTOS / モイゼス・ドス・サントス

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    ヴェロカイも参加! アジムス、アイアート・モレイラからジョージ・デューク諸作を思わせるクロスオーバー快作が名門 Far Out より到着!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP118 / 1009225551 / 2026年06月26日

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    ヴェロカイも参加! 名門〈Far Out Recordings〉新作は、ブラジリアン・クロスオーバーを体現するUK在住ベーシストの待望デビュー作! アジムス、アイアート・モレイラからジョージ・デューク、ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークあたりのファンにまで大推薦です! ブラジル出身、ロンドンを拠点に活動する著名なエレクトリック・ベーシスト兼作曲家、モイセス・ドス・サントス。2000年代初頭にブラジルからロンドンに移住し瞬く間にロンドンで最も需要の高いミュージシャンの一人となったモイセスは、ナイル・ロジャース、ジャネル・モネイ、エミリー・サンデー、グレゴリー・ポーター、オマーといったベストセラー・アーティストたちとステージやスタジオを共にし、楽曲制作にも携わってきた。 そんなモイセスにとってのデビューアルバムは、UKを拠点に世界へブラジル音楽を発信する 名門〈Far Out Recordings〉から。2022年にブラジリアン・クロスオーバーのレジェンド、アジムスとツアーした際にドラマーの故ママォンに自身のルーツを意識するように進言されたことがきっかけで制作がスタートしたのだという。アルバムタイトルは母の名前から取られているのだそうだ。 リードシングルでありアルバムのオープニングを飾る「Boa Viagem」は、陽気でカーニバルを彷彿とさせるダンスフロア・ジャズ。より高次の存在に直接呼びかける「Brazilian Spirit」は、グラミー賞ノミネート経験を持つテオ・クローカーの超越的なトランペット演奏が光る、まさに天上のジャズ現象。「Saudade」では、ブラジルの巨匠アルトゥール・ヴェロカイをフィーチャーした極上のミッドテンポ・ソウル。彼の特徴的なストリングス・アレンジが、ロンドンで注目を集めるリンダ・ドーンの神々しい歌声を包み込む。 先述のアジムスはもちろん、アイアート・モレイラやハウル・ヂ・ソウザ、さらにはジョージ・デューク、そしてジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークといった北米のエレクトリック・ベース界の巨匠たちから強い影響を受けてきたモイセス。それに加え、音楽家として腕を磨き始めたブラジルの教会での演奏経験、そして10代の頃に演奏していたバトゥカーダ、マラカトゥ、バイアォン、サンバ、フレーヴォといったブラジルの多彩なリズムをモイセス流に融合することに成功。ブラジルの音楽的伝統をジャズ、ファンク、ソウル、ディスコへと昇華させ、ロンドンの現代ジャズシーンが持つ国際色豊かなエネルギーに満ちた作品へと結実した。
    ¥5,500 (税込)
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  • 「世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンド」と称さるポルトガル鬼才アーティスト、2026年作!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP114 / 1009174191 / 2026年04月08日

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    ポルトガルの鬼才アーティスト、ブルーノ・ペルナーダスが待望の 2026 年新作『unlikely, maybe』をリリース!作曲家、プロデューサー、そしてマルチインストゥルメンタリストであるブルーノ・ペルナーダス。ジャズ、即興演奏、ラテン、エキゾ、そしてエレクトロニック音楽の実験精神を融合させたその作品群は「世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンド*」などと称され、ロック、インディー好きからワールドミュージック・ファンにまで熱い支持を集めている。現代ポルトガルを代表するアーティストの一人と言えるだろう。*来日公演時の Frue のテキストより http://frue.jp/festivaldefrue2018/bruno_pernadas/〈Pataca Discos〉よりリリースされる4年ぶりの新作は2025年夏にレコーディングされたもの。リズムセクション、ブラス、木管楽器、ボーカル、エレクトロニクスを融合させた9曲のオリジナル楽曲を収録しており、彼のプロジェクトに定期的に参加しているリタ・ウェストウッドと共同で作詞した1曲を除き、作詞、作曲、プロデュースなど多くの役割をブルーノが担うあたりは、これまでの作品と同様だ。一方で先行公開されたトラック「Steady Grace」と「Juro que vi túlipas」は、ブルーノの新たな世界観を垣間見せる。その特徴ともいえるのがゲスト・ヴォーカルの存在だ。「Juro que vi túlipas」で歌声を聞かせるマヤ・ブランディをはじめレオノール・アルナウト、そしてブラジルからはリヴィア・ネストロフスキもゲスト参加している。長年のコラボレーターであるマルガリーダ・カンペーロのキーボードやヴォーカルも、サウンド全体のアクセントになっている。(帯ライナーノーツ付 解説:山口詩織)
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  • Festival de FRUE 2025にて初来日決定!素朴ながらも濃密な傑作チェンバー・フォーク!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP105 / 1009098914 / 2025年10月17日

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    New! フーベルへのインタビューがアップされました!現代ブラジル音楽の代弁者・フーベルが語る円環のようなキャリア、ジョアン・ジルベルトへの憧憬、そして美しき最新作。https://rollingstonejapan.com/articles/detail/43768Festival de FRUE 2025にて初来日決定!素朴ながらも濃密な傑作チェンバー・フォーク!リオデジャネイロのMPBシーンを出自としながらも、もはやMPBの枠を越え八面六臂の活躍を見せる異才、フーベル。インディー・フォーク・テイストの1stアルバム『Pearl』(2013)に始まり、2ndアルバム『Casas』(2018)では、さらにサウンドの幅を拡げ管弦楽のアレンジやヒップホップを取り入れた煌びやかな作品に。続く3rdアルバム『As Palavras, Vol.1 & 2』(2023)では、自身のルーツであるブラジル音楽へと回帰するとともに、ファンキ・テイストの楽曲も披露してみせた。これまで様々なアプローチでサウンドの幅を拡げてきたフーベルだが、2年ぶりの新作となった本作『Beleza. Mas agora a gente faz o que com isso?』(2025)では、アレンジはやや控えめに、自身の方法論のルーツといえるフォーク・ミュージックへと回帰。約10年に及ぶこれまでの旅の成果を創造力の糧として、素朴ながらも濃密なチェンバー・フォーク作品を生み出した。全20曲収録の大作となった前作に対し、本作の収録曲は全9曲。そのうち2曲収録されているカバー曲は、メキシコのシンガー・ソングライター、El David Aguilarの楽曲「A la Ventana, Carolina」のポルトガル語カバー、そしてレディオヘッドの2007年作『In Rainbows』収録の大名曲「Reckoner」のカバーだ。フーベルはこの繊細な楽曲を、トム・ヨークを踏襲するかのようなファルセット・ボイスで優しく包み込むように歌い上げている。地を這うようなストリングスアレンジを手がけたのは、名匠アルトゥール・ヴェロカイだ。現在MPBはブラジルの音楽市場におけるマイノリティーであることは疑いようもないが、シーン屈指のビッグネームであるフーベルは、またしてもカエターノ・ヴェローゾら先達の道へと通ずる傑作を創り上げた。※帯付き/GOLD VINYL仕様「Festival de FRUE 2025」出演決定!https://festivaldefrue.com/index.html日付:11月1日(土)&2日(日)会場:つま恋リゾート 彩の郷 LINEUP: ・Les Claypool's Bastard Jazz ・anaiis & Grupo Cosmo ・Enji ・GEZAN ・Joana Queiroz & Manami Kakudo ・Nakibembe Embaire Group ft.Naoyuki Uchida ・Rubel… and more
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  • 混迷を極めるブラジルから登場した「現代のトロピカリア」。フーベル、アナ・フランゴ・エレトリコに続く注目アーティスト、ヒカルド・ヒシャイヂのデビュー作!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD030 / 1008067668 / 2020年04月22日

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    ■ 帯ライナー付輸入盤CD混迷を極めるブラジルから登場した「現代のトロピカリア」。フーベル、アナ・フランゴ・エレトリコなど続々と新たな才能を輩出するブラジルの音楽都市リオ・デ・ジャネイロから現れた注目アーティスト、ヒカルド・ヒシャイヂのデビュー作!あのカルメン・ミランダの妹でありディズニーでも活躍した歌手・女優のアウロラ・ミランダの孫にあたるというヒカルド・ヒシャイヂ。母の影響でクラシック・ピアノを、兄の影響でパンクのドラムをはじめると、ティーンエイジャーのころにはキング・クリムゾンやフランク・ザッパ、そしてミナスの街角クラブ・ムーヴメントに目覚めリオのアンダーグラウンド・シーンでサイケやジャズロックに傾倒。そこから自国の音楽にさらに深くのめりこみ、プロの音楽家を志すようになる。カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、オス・ムタンチスらが牽引したブラジル版ヒッピームーヴメントであるトロピカリアを筆頭に、アルトゥール・ヴェロカイやイヴァン・リンス、エルメ―ト・パスコアル、アジムス、マルコス・ヴァーリといったアーティストに強い影響を受けつつ、プロとしてはリオのトップ・スタジオであるチア・ドス・テクニコス(元RCAスタジオ)でミュージシャン/エンジニア/プロデューサーとして活躍し音楽キャリアを築き上げてきた。そんなヒカルドの待望となるデビュー作『TRAVESSEIRO FELIZ』は、彼が影響を受けてきたサイケ、ジャズロック、ポストパンクといった音楽と、ホームタウンであるリオの空気、そしてマルコス・スザーノやアナ・フランゴ・エレトリコといった新旧を代表する気鋭ミュージシャンとのコラボレーションが結実した作品である。ヴェロカイがプロデュースしたジョルジ・ベンの作品やトロピカリア派の武骨シンガー・ソングライター、ジャルズ・マカレーの初期作を思わせるサイケ・ジャズロック”Maracas Enterprise/ Frio da manha”でスタートし、CEROやマック・デマルコといったアーティストとも比較される今注目の若手女性アーティストのアナ・フランゴ・エレトリコが参加した”VIP Xuxa”、エルメート・パスコアルを思わせる変幻自在な展開と多彩なエフェクトをかましたエレキギター、スピリチュアルなフルートにパヤパヤ・コーラスがからむ先行シングル”Largado nu”、靄のかかったようなサイケ・サンバ”Só na darkzera”、もっとも実験だった70年代前半のミルトン・ナシメント作品のような”Ave Apoena”...。ブラジル音楽の遺産をそのまま継承したようなスケールの大きさ、リオならではのレイドバックした雰囲気とサンバの国らしい躍動感はもちろん、近年のブラジルにおける政治・経済・生態学的混迷が反映されているという靄のような仄暗さと混沌は、昨今の世界的トレンドでもあるダウナーでナイーヴなサウンドとも期せずして一致していると言えるだろう。まるで70年代にリリースされていた知られざるサイケ・アルバムのような特別な雰囲気をもつ、現代のトロピカリア的アルバムである。■ ライナーノーツ : 村上達郎■ ヒカルド・ヒシャイヂ・インタビュー https://diskunion.nethttps://diskunion.net/latin/ct/news/article/0/88169
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  • サム・ゲンデル、カルロス・ニーニョからアイアート・モレイラ、アルトゥール・ヴェロカイまでと共演する現代ブラジルギターの名手'26新作はギターとオーケストラの妙なる共演作!

    • Unimusic / JPN / LP(レコード) / UNLP112 / 1009170026 / 2026年03月11日

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    サム・ゲンデル、カルロス・ニーニョからアイアート・モレイラ、アルトゥール・ヴェロカイまでと共演する現代ブラジルギターの名手、ファビアーノ・ド・ナシメントの新作はギターとオーケストラの妙なる共演作! リオデジャネイロのカテーチ地区の喧騒の中に、鋳鉄製の門の向こうにひっそりと佇む小さな路地。その突き当たりにあるのがバイーホ・サアベドラだ。ネオコロニアル様式の家々に囲まれたその中庭で、現代を代表するブラジル人のギター名手ファビアーノ・ド・ナシメントは幼少期の多くをここで過ごした。1928年に建てられたこの閑静な住宅街は、木製の雨戸、タイル張りの床、そして静かなベンチが特徴で、ファビアーノのニューアルバム『Vila』のタイトルのインスピレーションとなった。このアルバムは、ファビアーノにとって〈Now-Again〉からリリースされた『Lendas』以来となる、トロンボーン奏者兼アレンジャーのヴィトール・サントス率いる16人編成のオーケストラとのコラボレーション・プロジェクトだ。 それはファビアーノが育った建築にみられる折衷主義のように、複数の世界を跨ぐようなスケールを持つ。ブラジルのアコースティックギターの巨匠として、アルトゥール・ヴェロカイ、アイアート・モレイラ、イチベレ・ズヴァルギらとコラボレーションするかたわら、ロサンゼルスのジャズや実験音楽シーンではサム・ジェンデルやカルロス・ニーニョといったアーティストと共演をしてきた。一方のヴィトール・サントスはアレンジャー兼トロンボーン奏者で、ジョアン・ドナート、マルコス・ヴァーリ、トニーニョ・オルタ、エルザ・ソアレスなど、ブラジル音楽界の巨匠たちと幅広く共演してきた現代ブラジルを代表する巨匠だ。 リオデジャネイロとロサンゼルスでレコーディングされた『Vila』は、壮大で優しく、温かく、遊び心があり、そしてノスタルジックな雰囲気を漂わせている。この驚くほど野心的な作品では、ミックスの中心に位置するファビアーノのギターが奏でる繊細な楽曲を、ヴィトールの息を呑むようなオーケストラアレンジがあらゆる方向に渦巻き、賛美し、問いかけ、応答し、絶え間なく対話を続けているのだ。※帯付レコード (被せ帯です)Fabiano do Nascimento – 6, 7 and soprano guitars.All orchestral arrangements and production by Vitor Santos.Recorded at Electro-Sound studio, Los Angeles and Estúdio Fibra, Rio de JaneiroEngineered by Jason Hiller and Garbiel LucchiniMastered by Mike BozziOboe – Francisco GonçalvesContrabaixo – Rodrigo VillaDrums – Márcio BahiaViolino - Ricardo AmadoViolino – Thiago TeixeiraViolin – Daniel AlbuquerqueViolin – Márcio SanchesViola – Ivan ZandonadeViola – Dhyan ToffoloCello - Hugo PilgerCello – Janaína SallesDouble Bass – Rômulo GomesClarinet – José BatistaFrench Horn – Philip DoyleTrombones - Vittor SantosViolin – Daniel Guedes
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  • スターティング・ポイント / STARTING POINT

    GRUPO UM / グルーポ・ウン

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    帯ライナー盤(英字ライナーの翻訳付)

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD066 / 1008592543 / 2023年03月15日

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    ■帯ライナー盤(英字ライナーの翻訳付) 快挙! ブラジルを代表するジャズロック/プログレ・バンドのグルーポ・ウンが、1975年に録音したという幻のデビュー作をFAR OUTが発掘リリース!軍事独裁政権の締め付けにより多くのミュージシャンが国外へと拠点を移すなか、サンパウロの地下スタジオで夜な夜なセッションを繰り広げ、当時の先鋭的なジャズ、そしてアフロブラジルのリズムを前衛的ともいえる手法で融合していったグルーポ・ウン。そんな彼らが、1STアルバムとされている『Marcha Sobre A Cidade』(1979) 以前の1975年に録音していたのが、本作『Starting Point』だ。 ゼ・エドゥアルド・ナザリオの轟くようなドラムソロ「Porão da Teodoro」で幕を開け、ビリンバウのスピリチュアルな独演からエレキベース、フェンダーローズ、ドラムが熱狂的に絡み合う11/8拍子ジャズロック「Onze Por Oito」へと突入。深海を回遊する無脊椎動物を思わせる自由形式の「Organica」を経由して、架空映画のサントラとして構想されたという「Suite Orquidea Negra」、ヴィブラフォンのマレットやノコギリの弓弾きなど独自のパーカッション・セットで知られたゼ・エドゥアルドの面目躍如ともいえる「Jardim Candida」、マラカトゥのリズムをベースにしたラストのサイケ・ジャズロック「Cortejo dos Reis Negros」まで。アジムスの1stやマルコス・ヘゼンヂ&インデックス、セーザル・カマルゴ・マリアーノ&CIA、そしてエルメート・パスコアルの諸作品など、70年代のブラジルを代表するインストゥルメンタル・アルバムと比べてもまったく遜色のない、まさに驚愕の内容だ。しかし軍事独裁政権による保守的な空気もあり、あまりに時代を先取りしていた本作をリリースするレーベルは当時現れなかった。約半世紀の時を経てレロ・ナザリオが倉庫に保管していたテープを発掘、ついにその記録が明らかになる...!! Lelo Nazario | piano, prepared piano, fender rhodes, percussion, voiceZé Eduardo Nazario | drums, percussion, berimbau, voiceZeca Assumpção | bass, voiceProduced by Lelo Nazario and Zé Eduardo NazarioRecorded at Vice-Versa Studio, São Paulo, 1975Engineered by Renato ViolaMixed by Lelo Nazario, Zé Eduardo Nazario and Renato ViolaTape restored by Lelo Nazario at Utopia StudioMastered by Lelo Nazario at Utopia Studio, February 2022Mastered by Stuart Hawkes at Metropolis Studios, September 2022Liner notes by Lelo Nazario and Zé Eduardo NazarioA&R by Joe DavisProject coordination in Brazil by Irati Antonio (Utopia Studio)Photography by Jorge Las Heras and artists' personal archivesPhotos restored by Lelo NazarioArt Direction by Josh TautzArtwork and Design by Alessandro Renaldin
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  • アス・パラーヴラス VOL.1 & 2 / AS PALAVRAS VOL. 1 & 2

    RUBEL / フーベル

    ラテン・ブラジル・ワールドミュージック

    ブラジル音楽への回帰作であり、新たな代表作!!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD084 / 1008819649 / 2024年05月22日

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    帯ライナー盤 | 総数10,000文字を超える、大ボリュームの歌詞対訳、ライナーノーツ付!歌詞対訳:村上達郎 、ライナーノーツ:鈴木翔太ブラジル音楽への回帰作であり、新たな代表作!!フーベルは、1991年、リオデジャネイロの音楽一家に生まれた。大学進学を機に交換留学生としてテキサス州オースティンに赴くと、2013年には1stアルバム『Pearl』を発表した。発売当初はあまり話題にならなかったものの、2015年に「Pearl」の収録曲「Quando Bate Aquela Saudade」のビデオクリップが注目され、フーベルは早くも日の目を浴びることとなった(現在でもこの曲はブラジル国内で最も人気のあるフーベルの曲の一つだ)。ブラジルの自然派化粧品メーカーである「Natura」から資金援助を受けたフーベルは、2018年には2ndアルバム『Casas』をリリース。『Pearl』は、アコースティックサウンドを基調としたフォークアルバムだったが、『Casas』はヒップホップやエレクトロニクス、管弦楽器を大胆に取り入れたチェンバー・フォーク作品とななった。この作品は日本国内でも高い評価を受け、2018年の「ラティーナ」主宰「ブラジルディスク大賞」では関係者投票で1位を獲得した。しかし一方で、『Pearl』と『Casas』は、フーベルが幼いころから聴いてきたというブラジルの伝統的な音楽の要素は明らかに希薄だった。もちろん、『Casas』の制作過程でインスピレーションを受けたアーティストはフランク・オーシャン、チャンス・ザ・ラッパー、ボン・イヴェールといったアーティストたちであったというから、全く不思議なことではない。このような英語圏のアーティストたちへの傾倒の反動だろうか。『Casas』に続くフーベルの3rdアルバム『As Palavras, Vol.1 & Vol.2』は、明らかにブラジル音楽への回帰作となった。なお、本作は意図的にVol.1とVol.2の2つに分けられている。Vol.1では、『Casas』ですでに試みていたようにヒップホップ以降のブラジルのポップミュージックに接近しており、どちらかといえば陽気な雰囲気の曲が多い。一方、Vol.2では、静的かつ内省的なバラードが多くなっている。フーベルは、ブラジル音楽の静と動を取り込み、最先端のサウンドを吸収すると同時に伝統への敬意を込めた、壮大な物語を創り上げたのである。『Casas』を彷彿とさせるようなストリングスとコーラスが絡み合うインスト曲「Forró Violento」が、物語の幕開けを伝える(コーラス・アレンジを手がけているのはバーラ・デゼージョのドラ・モレレンバウムだ)。それに続くのは、「一粒の砂」を意味する「Grão de Areia」。パゴーヂ・バンド、グルーポ・へヴェラサォンの元メンバーであるシャンヂ・ヂ・ピラーレス(昨年、カエターノ・ヴェローゾのカバーアルバム『Xande Canta Caetano』をリリースしたことで話題になったアーティストだ)をフィーチャーしたこの曲は、まさにこのアルバムを象徴するような曲といっていいだろう。サンフォナの穏やかな音からゆるりと始まったかと思えば、途端にサンバに変貌し、聴き手を歓喜の渦へと引きずり込んでいく。このアルバムで大きく取り上げられている音楽の要素として、特にフォホーとサンバが挙げられるが、この曲はまさにその両者を絶妙なバランス感覚をもって折衷してみせた名曲中の名曲だ。3曲目「Não Vou Reclamar de Deus」は、同じくリオの新進気鋭のアーティストであるアナ・フランゴ・エレトリコのプロデュース曲。コーラスによってドラマティックに彩られた終盤の高揚感はたまらない。この2曲を聴いただけでも多くの人が心を掴まれるはずだ。Vol.1の中盤にさしかかると、アルバムの空気は一変する。DJガブリエル・ド・ボレルによるプロデュース曲「PUT@RIA!」では、BK、MCカロルといった人気ラッパーたちを客演に迎えている。前作『Casas』でもヒンコン・サピエンシア(Rincon Sapiência)やエミシーダといったラッパーをフィーチャーしていたように、「ヒップホップとMPBの融合」というコンセプトは今作でも健在だ。次曲「Rubelía」は、本作の制作過程で大きな影響を受けたというロザリアへのオマージュ曲(タイトルは見ての通り「Rubel+Rosalía」に由来する)で、レゲトン風のインストトラックとなっている。フーベル、マームンヂ、カルロス・フフィーノの共作である7曲目「Posso Dizer」は、これまでの2曲と打って変わってトラディショナルなサンバだ。子どもの無垢な歌声が良いアクセントになっている。Vol.2の開幕を飾るのは、リニケルとルエジ・ルナが参加した「Torto Arado(曲がった鋤)」。この曲のタイトルは、イタマール・ヴィエイラ・ジュニオールによる同名小説のタイトルに由来している。2021年にベストセラーとなったこの小説は、家父長制社会が内包している暴力性に対する批判を内包している。フーベルもまた、本作で伝統に回帰してはいるが、悪しき伝統に対しては「NO」を突き付けているのである。ミルトン・ナシメントを客演に迎えた「Lua de Garrafa」は、ミルトン自身の個人的な友情、そしてクルビ・ダ・エスキーナへの賛歌だ。Disc2中盤の「Amor de Mãe」は、母への愛が込められた、素朴ではあるが胸を打つバラードだ(後半でうっすらと聞こえてくるのはフーベルが2021年に発表したシングル「O HOMEM DA INJEÇÃO II」)。アルバム終盤の「Assum Preto」と「Forró no Escuro」は、どちらもフォホーの音楽スタイルを確立したルイス・ゴンザーガのカバー。「Assum Preto」ではドラ・モレレンバウムがヴォーカルを担当している。先にも述べたように、フーベルは、自身が影響を受けてきた多様な音楽のエッセンスを融合させることを試みている。そのように折衷的であるということは、常に分裂への可能性を孕んでいるということでもあるのだが、フーベルは、決して分裂してしまうことなく、ブラジルの伝統音楽とヒップホップ以降のブラジルのポップ・ミュージックを懸架し、一つのまとまった作品として昇華させてみせた。彼のブラジル人としての民族的アイデンティティー、伝統への真摯な眼差し、現代のポップ・ミュージックやトレンドへの感度の高さ。本作はそのすべてが緻密に表現された一大傑作だ。『Casas』に続くフーベルの「新たな代表作」。そう呼んでしまっても何の問題もないだろう。
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  • これは白昼夢のジャヴァン?それとも熱帯のニック・ドレイク?ブルーノ・ベルリがプロデュースする究極のローファイ・サイケフォーク!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD107 / 1009112770 / 2025年11月07日

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    New! TURN にインタビューがアップされました!「ボサノヴァの美学と“ノルデスチ”の伝統を融合する異才 フィリップ・ヌネス・アラウージョが語る自身の音楽と、ブルーノ・ベルリらとの絆」 http://turntokyo.com/features/phylipe-nunes-araujo-interview/※帯+ライナーノーツ付これは白昼夢のジャヴァン?それとも熱帯のニック・ドレイク?ローファイMPBの旗手として一躍人気アーティストにのぼりつめたブルーノ・ベルリがプロデュースするノルデスチ出身ミュージシャン第2弾は、フェリッピ・ヌネス・アラウージョ!夜想曲や子守歌を思わせる素朴で普遍的なメロディーと、アフリカ色の強い多彩なブラジル北東部のリズムが、ドリーミーでインティメイトな桃源郷サウンドと融合。宝物のような究極のローファイ・サイケフォークの名盤誕生です!フェリッピ・ヌネス・アラウージョの楽曲は、その舞台となった多様な風景と同じくらい豊かで多彩です。ペルナンブーコの丘陵地帯、アラゴアスの潟湖、バイーアの海岸線といった風景が、彼の飾り気のない、民俗的なブラジルのソングライティングに織り込まれています。ブラジル北東部出身のミュージシャンたちの幅広いムーブメントの一員として、フェリッピは音楽制作のプロセスを美の探求そのものと捉えています。 北東部出身のアーティスト、ブルーノ・ベルリ、バタータ・ボーイ、ナイロン・イーゴルらとのコラボレーションで制作されたフェリッピのデビューアルバムは、この類まれな才能を持つコミュニティの創造的探求が新たに開花した作品です。 北東部はブラジルの集合的な文化的想像力において、ほとんど神聖なほどの重要性を持っています。この地域は、ポルトガルの植民地支配とアフリカ人奴隷貿易という残酷な歴史を目の当たりにすると同時に、この地を故郷と呼んだ人々の多様な文化、宗教、伝統が融合してきました。ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、エルメート・パスコアル、ジャヴァン、ルイス・ゴンザーガなど、数え切れないほどのブラジル音楽界の巨匠たちが、この広大な文化のるつぼから生まれてきました。 ペルナンブーコ州カルアルーに生まれ、繊維産業で有名なサンタ・クルス・ド・カピバリベ市で育ったフェリッピは、自らの音楽を「ペルナンブーコのアグレスチ*から生まれたブラジル音楽」と簡潔に表現しています。彼の卓越した作品は、その地域のリズム、民謡、そして洗練されたハーモニーを織り交ぜています。 *アグレスチ=ブラジル北東部の沿岸部熱帯季節林地帯「ゾナ・ダ・マタ」と、ときに大規模な干ばつに襲われる内陸部乾燥地帯「セルタォン」の間に位置する半乾燥地帯のこと。 フェリッピの音楽的基礎は、地元の年長者たちがフォホーのリハーサルをするのを聴き、自宅前で開かれるサン・ジョアンのストリートパーティーに参加し、近所をフェスタ・ジュニーナの踊りを見守る中で築かれました。露天市場ではブラジルの民俗文学を綴った手作りの自費出版冊子「リテラトゥーラ・ヂ・コルデル」を読み、カンタドール、ヴィオレイロ、そしてへペンチスタたちが、日常生活、社会評論、哲学をテーマに詩を即興で詠む韻文の戦いを観賞していました。北東部の民俗詩の伝統は、作詞家としてのフェリッピにとって特に大きな影響を与えました。「私は常に、できるだけシンプルに書くように心がけています。美しさは簡単に理解できるものでなければならないと信じています。メッセージへの道筋を促進できるなら、そうしない理由はありません。これは、この地の伝統詩から学んだことです。誰もが理解できれば、より美しいのです」 フェリッピが初めてインターネットに触れたのは11歳の時でした。彼はこう説明します。「まだ思春期だった頃に、ビートルズやニック・ドレイクといった音楽にも出会うことができました。世界の音楽に触れ始め、後にそれを地元の音楽体験と関連付けるようになったのです」 豊かなコード進行と巧みな不協和音を特徴とする彼の作品からは、ジャズやボサノヴァの影響も受けていることがはっきりと見て取れます。その一方で彼はステレオタイプを軽々と避けています。「ブラジルのミュージシャンがナイロン弦ギターを弾くと、どうしてもボサノヴァを連想してしまいます…。しかし、わたしの基礎は別にあります」と彼は断言する。「これは北東部の音楽なんです」 フェリッピは北東部の伝統音楽に内在する二元リズムをギターで実験的に表現する。ココ、フレーヴォ、マラカトゥ、バイアンといったリズムを新たな文脈へと昇華させ、ブラジルのポピュラー音楽(MPB)、優しい子守唄、そして息を呑むようなバラードと並べてみせる。「この10曲では、北東部の歌集を基盤に、ナイロン弦ギターでポップミュージックを作る実験をしているんです」 そんなフェリッピが現在活動をともにする音楽コミュニティは、ペルナンブーコ州の隣にあるアラゴアス州で生まれた。フェリッピはアラゴアスの州都マセイオに3年間住み、そこでブルーノ・ベルリやバタータ・ボーイと友情を育み、アルバムを共同でプロデュースした。ブルーノはフェリッピがわずか15歳で書いたデュエット曲「Valise」で、フェリッピとユニゾンで歌っている。 近年、フェリッピ、ブルーノ、バタータは南部の大都市サンパウロ州に移住し、アルバムの大部分はそこでレコーディングされた。アルバムには他にも、「Temperim」の起伏のあるヴォーカルを担当したアリーシ、リードシングル「Asa」と甘美なインディー調の「Ziz」でドラムを担当したナイロン・イーゴル、神秘的なバイオン「Bixin」と推進力のある「Subindo a Ladeira」で演奏するベーシストのメノ・デル・ピッキア、そしてフェリッピが故郷をヒプノティックかつ力強く描いた「Santa Cruz」でブルーノ&バタータと共にハファエル・コエーリョがパーカッションで参加しています。
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  • サム・ゲンデル、カルロス・ニーニョからアイアート・モレイラ、アルトゥール・ヴェロカイまでと共演する現代ブラジルギターの名手'26新作はギターとオーケストラの妙なる共演作!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD111 / 1009170024 / 2026年03月11日

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    サム・ゲンデル、カルロス・ニーニョからアイアート・モレイラ、アルトゥール・ヴェロカイまでと共演する現代ブラジルギターの名手、ファビアーノ・ド・ナシメントの新作はギターとオーケストラの妙なる共演作! リオデジャネイロのカテーチ地区の喧騒の中に、鋳鉄製の門の向こうにひっそりと佇む小さな路地。その突き当たりにあるのがバイーホ・サアベドラだ。ネオコロニアル様式の家々に囲まれたその中庭で、現代を代表するブラジル人のギター名手ファビアーノ・ド・ナシメントは幼少期の多くをここで過ごした。1928年に建てられたこの閑静な住宅街は、木製の雨戸、タイル張りの床、そして静かなベンチが特徴で、ファビアーノのニューアルバム『Vila』のタイトルのインスピレーションとなった。このアルバムは、ファビアーノにとって〈Now-Again〉からリリースされた『Lendas』以来となる、トロンボーン奏者兼アレンジャーのヴィトール・サントス率いる16人編成のオーケストラとのコラボレーション・プロジェクトだ。 それはファビアーノが育った建築にみられる折衷主義のように、複数の世界を跨ぐようなスケールを持つ。ブラジルのアコースティックギターの巨匠として、アルトゥール・ヴェロカイ、アイアート・モレイラ、イチベレ・ズヴァルギらとコラボレーションするかたわら、ロサンゼルスのジャズや実験音楽シーンではサム・ジェンデルやカルロス・ニーニョといったアーティストと共演をしてきた。一方のヴィトール・サントスはアレンジャー兼トロンボーン奏者で、ジョアン・ドナート、マルコス・ヴァーリ、トニーニョ・オルタ、エルザ・ソアレスなど、ブラジル音楽界の巨匠たちと幅広く共演してきた現代ブラジルを代表する巨匠だ。 リオデジャネイロとロサンゼルスでレコーディングされた『Vila』は、壮大で優しく、温かく、遊び心があり、そしてノスタルジックな雰囲気を漂わせている。この驚くほど野心的な作品では、ミックスの中心に位置するファビアーノのギターが奏でる繊細な楽曲を、ヴィトールの息を呑むようなオーケストラアレンジがあらゆる方向に渦巻き、賛美し、問いかけ、応答し、絶え間なく対話を続けているのだ。 Fabiano do Nascimento – 6, 7 and soprano guitars.All orchestral arrangements and production by Vitor Santos.Recorded at Electro-Sound studio, Los Angeles and Estúdio Fibra, Rio de JaneiroEngineered by Jason Hiller and Garbiel LucchiniMastered by Mike BozziOboe – Francisco GonçalvesContrabaixo – Rodrigo VillaDrums – Márcio BahiaViolino - Ricardo AmadoViolino – Thiago TeixeiraViolin – Daniel AlbuquerqueViolin – Márcio SanchesViola – Ivan ZandonadeViola – Dhyan ToffoloCello - Hugo PilgerCello – Janaína SallesDouble Bass – Rômulo GomesClarinet – José BatistaFrench Horn – Philip DoyleTrombones - Vittor SantosViolin – Daniel Guedes
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  • 【日本語帯付き】ヒタ・リーの再来!?バーラ・デゼージョのメンバーとしても知られるSSWによる新作は、70's~80'sのディスコ/AORサウンドへの愛溢れるオマージュ作!

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    NEW!『Maravilhosamente Bem』インタヴューバーラ・デゼージョを経て成長したジュリア・メストリが語る80sカルチャーへの愛、そしてブラジル音楽史の中の女性たち https://turntokyo.com/features/julia-mestre-mb-interview/ヒタ・リーの再来!?バーラ・デゼージョのメンバーとしても知られるシンガー・ソングライター、ジュリア・メストリの新作は、70's~80'sのディスコ/AORサウンドへの愛溢れるオマージュ作!※日本語帯付き仕様2022年にリリースしたアルバム『Sim, Sim, Sim』をもってMPBシーンに衝撃を与え「トロピカリアの再来」と称されたバンド、バーラ・デゼージョ。そのメンバーとして知られるジュリア・メストリが、ついに待望の3rdアルバム『Maravilhosamente Bem』(2025)をMr.Bongoからリリース。アルバムのプロデュースには、長年のコラボレーターであるガブリエル・キリーノ、ガブリエル・キント、ジョアン・モレイラらが参加した。アルバムのコンセプトはあまりにも明確だ。すなわち、70's~80'sのディスコ/AORサウンドへの愛溢れるオマージュであり、まるで「ブラジルのロック・クイーン」ヒタ・リーによる名作『Rita Lee(1979)』と『Rita Lee(1980)』をひとまとめにしてみせたかのようだ。ディスコティックなテイストは、ヒタ・リーはもちろん、「ディスコの女王」ドナ・サマー、「ブラジリアン・ディスコ・クイーン」レディー・ズー(Lady Zu)といったディスコ・ディーヴァたちへのオマージュであり、全体に通底する優雅なムードはシャーデーを思わせる。アルバム後半の「Marinou, Limou」において、80'sのシンガー・ソングライターの中でも特に洗練されたサウンドで知られるマリーナ・リマをフィーチャーしているあたりも確信犯的だ(タイトルはマリーナ・リマの名を模しているのだろう)。収録曲は、ディスコティックな表題曲「Maravilhosamente Bem」、マリーナ・リマを思わせるAORタッチのシングル「Sou Fera」、ホラー映画にインスパイアされたという「吸血鬼」を意味する「Vampira」、ボサノヴァ風味の「Sentimento Blues」、甘美なストリングスによるインストの小品「Interlúdio dos Amantes」など、非常に多彩だ。MPBに70's~80'sのテイストを織り交ぜたサウンドは、同じくバーラ・デゼージョのドラ・モレレンバウムによるデビューアルバム『Pique』(2024)や、ディスコ・ブギーに接近したアナ・フランゴ・エレトリコの3rdアルバム『Me Chama de Gato Que Eu Sou Sua』(2023)にも通じるものがあるだろう。80'sのバラード/MPB/ディスコからインスピレーションを得た本作で、ジュリア・メストリは自身のクリエイティブなヴィジョンを魅惑的な形で表現している。スター性あふれるステージングで観客を魅了するジュリア・メストリらしく躍動的で煌びやかな作品だ。限定ブックレット付きの豪華仕様でのリリースとなる。
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  • 「世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンド」と称さるポルトガル鬼才アーティスト、2026年作!

    • Unimusic / JPN / CD / UNCD113 / 1009172701 / 2026年04月08日

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    ポルトガルの鬼才アーティスト、ブルーノ・ペルナーダスが待望の 2026 年新作『unlikely, maybe』をリリース!作曲家、プロデューサー、そしてマルチインストゥルメンタリストであるブルーノ・ペルナーダス。ジャズ、即興演奏、ラテン、エキゾ、そしてエレクトロニック音楽の実験精神を融合させたその作品群は「世界旅行帰りのレコードコレクターのスーツケースをひっくり返したようなサウンド*」などと称され、ロック、インディー好きからワールドミュージック・ファンにまで熱い支持を集めている。現代ポルトガルを代表するアーティストの一人と言えるだろう。*来日公演時の Frue のテキストより http://frue.jp/festivaldefrue2018/bruno_pernadas/〈Pataca Discos〉よりリリースされる4年ぶりの新作は2025年夏にレコーディングされたもの。リズムセクション、ブラス、木管楽器、ボーカル、エレクトロニクスを融合させた9曲のオリジナル楽曲を収録しており、彼のプロジェクトに定期的に参加しているリタ・ウェストウッドと共同で作詞した1曲を除き、作詞、作曲、プロデュースなど多くの役割をブルーノが担うあたりは、これまでの作品と同様だ。一方で先行公開されたトラック「Steady Grace」と「Juro que vi túlipas」は、ブルーノの新たな世界観を垣間見せる。その特徴ともいえるのがゲスト・ヴォーカルの存在だ。「Juro que vi túlipas」で歌声を聞かせるマヤ・ブランディをはじめレオノール・アルナウト、そしてブラジルからはリヴィア・ネストロフスキもゲスト参加している。長年のコラボレーターであるマルガリーダ・カンペーロのキーボードやヴォーカルも、サウンド全体のアクセントになっている。(帯ライナーノーツ付 解説:山口詩織)
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    • Unimusic / JPN / CD / UNCD109 / 1009155285 / 2026年02月18日

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    【日本語帯/ライナーノーツ付属】快挙再び!!軍事政権下にブラジリアン・フュージョン~プログレを更新した伝説のグループ、アグレッシブに進化した'77録音の第二作が世界初パッケージ化!!サンパウロに位置していたホジェリオ・ドゥプラのスタジオを拠点とし、軍事政権下の網目を搔い潜るように活動していたグループ・ウン。当時のエルメート・パスコアルのバックバンドを務め、実の兄弟でもあったレロ・ナザリオ(キーボード)とゼー・エドゥアルド・ナザリオ(ドラム)に加え、セッションバンドのマンダラに参加していたゼカ・アスンソン(ベース)のトリオによって始まったこのプロジェクトは、アフロ・ブラジルの煮え立つグルーヴをジャズ・ロック~フュージョン~プログレといった最先端のサウンドと合流させることにより、ブラジルの地下シーンで一目置かれる存在となった。彼らが残した幻のデビュー・アルバム『STARTING POINT』は長らく日の目を見ることができなかったものの、数十年の時を経てレロが倉庫よりマスターテープを発掘。2年前のFar Outの導きによってようやくリリースされることとなった。そしてこの度、『Starting Point』の2年後に録音され、未発表であったという2ndアルバム『Nineteen Seventy Seven』が半世紀の時を経て発表される。前作と大きく異なるのは、オリジナル・メンバーの3人に加え、サックス奏者のロベルト・シオンとパーカッショニストのカルリーニョス・ゴンサルヴェスが新たに加入しているという点だ。タイトな演奏によってアフロ・ブラジル~アヴァンギャルド・サンバを更新しようとしていた彼らの身体はさらに拡張、アルバム冒頭の「Absurdo Mudo」(直訳すれば「無言の不条理」)での超高速セッションを聞けばその意図するところは即座に伝わるだろう。『Slaves Mass』前夜のエルメートが惚れ込んでいた彼らのアグレッシブな側面が如実に強調されたナンバーだ。「Cortejo dos Reis Negros (Version 2)」ではマラカトゥをウェザー・リポート流のスムースなフュージョンと混成させ、「Sambapsis」ではフォホーをフリー・ジャズの俎上に乗せるなど、『Starting Point』以上に熱を孕んだ圧巻の演奏が濁流のように押し寄せる。さらに白眉なのはキーボーディストのレロによるモジュラー・シンセの実験。スタジオに導入されたARP2600やEMS Synthi AKSを触り、怪しいサウンド・スケープを獲得した彼は「Mobile/Stabile」にて早速実践に移る。これはモジュラー・シンセとブラジル音楽を融合させたサイケデリックかつ革新的な録音として、後のブラジル・ジャズ界に大きな波紋を広げることとなる。1978年の第1回サンパウロ国際ジャズフェスティバルでバンドは「Mobile/Stabile」を初演したが、なんとその最中に主催者が突然演奏の中断を指示。言葉を介さずとも節々から漏れ出る反骨精神は保守的な体制側より反発を受け、当時のオーディエンスからは「芸術への検閲」として激しい批判が巻き起こったという。ついにそのベールを脱ぐ幻の第二作『Nineteen Seventy Seven』。奇跡のような一枚です、これは必携!!■解説:吉本秀純
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