• CD
  • 売切
  • (注文不可)

2,420円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

ご注文できません
  • 試聴可能
レーベル
LUIZ BRAZIL
国(Country)
BRA
フォーマット
CD
規格番号
9788579613524
通販番号
1006231582
発売日
2010年05月01日
EAN
9788579613524
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

ルイス・ブラジル:ブラジルを代表するギタリスト/プロデューサー/作曲家として非凡な才能を持つ名手の知られざるインスト名作。



2014年4月に、マルコス・ヴァーリ来日公演でのパフォーマンスも記憶に新しい、ブラジルを代表するギタリスト/プロデューサー/作曲家:ルイス・ブラジル。そのキャリアの最も輝かしい遍歴の一つに、1990年代のカエターノ・ヴェローゾ・バンドのギタリストに名を連ねたことが知られており、「フィーナ・エスタンパ」「リーヴロ」などの傑作でサウンドの根幹を支えたのがまさにルイス・ブラジルである。他にも並行してマリア・ベターニア、ベト・ゲヂス、ガル・コスタ、ヴァネッサ・ダ・マタ、シモーネ、ジュサーラ・シルヴェイラ、坂本龍一など、レコーディング/ツアー参加の経歴は枚挙に暇が無いほどの偉人。ガット弦ストリング・ギターからジャズ・ギターまでを駆使するプレイヤーとしてのスキルはもちろん、多彩な描写を生み出すことのできるセンスも素晴らしいものを持っており、上述のアーティストからも絶大な信頼を得ている超一流の音楽家だ。

一方、自身をメインにクレジットしたレコーディングとなると、他のセッション・ミュージシャン同様寡作であり、リーダー名義は2005年のアルバム「Brasileru」(坂本龍一も参加)、そして2006年には親交の深い女性シンガー:ジュサーラ・シルヴェイラとの共同名義作「Nobreza」と数少ない。今回紹介する2010年オリジナルの「Beira」は、目下の彼の最新作だが、パッケージ作品としては、日本ではほぼ未紹介に近い名作。オリジナル曲中心で作曲家としても非凡な才能を発揮し、インスト界/MPBセッション・シーンの超一流ミュージシャンをサポート・プレイヤーに迎え、楽曲毎に洗練されたアレンジを施した絶品インストゥルメンタル作品だ。

麗しいジャズ・ギターの導きでストリングスを交えて「蒼海」の壮大な美しさを醸し出すミディアム・ボサ調のオープニングから、アコーディオン(トニーニョ・フェハグッチが参加!)、12弦ギターとパーカッション、そしてスキャットを挿入した瑞々しさが際立つノルデスチ・トラックM2で、言いようの無い心地よさへと誘う。一転、パーカッション・サンプラーを用いてブラス・セクションとのマルシャを表現したM3ではアレンジの妙も楽しめる。トリッキーなリスムセクションでギター/ローズ・ピアノ/ホーンの掛け合いで高揚させるサンバ・ジャムM4はジョアン・ボスコの名曲カバー。続くガット・ギターと自身のヴォーカルで弾き語りのスタイルで聞かせるM5もハイライトだ。今をときめくピアニスト:アンドレ・メマーリをフィーチュアしたM6ではルイスはバンドリンも担当した、どこかエキゾチックなナンバー。再びノルデスチをベースに洗練されたファンク・ジャズにアップデートしたM7、ノスタルジーな雰囲気で味わいのある変拍子ジャズ・ブラジレイロのM8、ラストは、パーカッシヴなギター・リフとディープな旋律が印象的な楽曲で、親交のあるSSW:レニーニに捧げられたオマージュ・トラックで締めくくられている。

タイトル「Beira(縁)」が表すもの、それは中心ではない場所に存在するからこそ創造できる音、そうしたルイスならではの音楽哲学が反映されたこの1枚は、プレイヤーとしての参加作では味わえないトータルなサウンド・メークの妙も楽しめる充実のコンテンツとして、すべてのブラジル音楽ファンに届けたい作品だ。

【Musicians】
Luiz Brazil - violao, guitar, bandolim, vocal, percussion, sampling, arrange...& other instruments

Paulo Calazans - rhodes
André Mehmari - piano
Marcelo Galter - elec. piano
Toninho Ferraguti - sanfona
Malcelo Caldi - sanfona
Alê Siqueira - sampling

Ney Conceicao - bass
Jorge Helder - bass

Marcio Bahia - drums
Eliverton Silva - drums
Robertinho Silva - percussion

Carlos Malta - flute
Joana Queiroz - clarinet
Jesse Sadoc - trumpet
Marcelo Martins - tenor sax
Vittor Santos - trombone
Gilmar Ferreira - trombone

Monica Freire - vocal

▼本作の譜面本も同時取扱予定。(楽曲のエピソードを邦訳で記載したリーフレットも封入進呈いたします。)
詳細を見る

▼関連ニュース・ページはこちらから
http://diskunion.net/latin/ct/news/article/1/44245

ソングリスト

  • 1. Azul Mar
  • 2. Na Espiral
  • 3. Margarida
  • 4. O Ronco da Cuica
  • 5. Madalena
  • 6. Farol
  • 7. Maraca
  • 8. Pedaos
  • 9. Ngo Veio (para Lenine)