世界で最も影響力があるラジオ/クラブ DJ とリスペクトされるジャイルス・ピーターソンを10代の頃より魅了してきたブラジル音楽の「今」を伝えるプロジェクト=ソンゼイラが、制作ドキュメンタリー映画の公開も合わせて大きな話題を呼んだカバー・プロジェクト『Brasil Bam Bam Bam』に続く新たな作品を完成させた。 本作は、そのジャイルスをしても手に入れるまでに膨大な時間を費やしたという1957年にリリースされ、メガ・アンセムとなったセルジオ・メンデス「Mas Que Nada」の原型を収録したジョゼ・プラテス『Tam Tam Tam』が奇跡的にリイシューを果たしたことが発端となり、そのオリジナル・データをもとにロブ・ギャラガー(トゥー・バンクス・オブ・フォー)、ウィル・ホロックス(LV)、ロンドンンの気鋭ジャズ・ドラマーであるモーゼス・ボイドやオルケストラ・インペリアルのカッシン、フレンチ・コンテンポラリー界で注目を集めるトロンボーン奏者のダニエル・カシミールらの手によって再構築した逸品。YMOミーツ・アフロな極上エキゾチカを展開するオープナーから、モダン・ジャズ ~アフロとインディR&BがR&Bがサンバのグルーヴで甘く邂逅する「Aves de Leme」、越境ジャズをYNQが再生したような「Maos A Obra」や「Nos precisamos de voce」などオリジナル・アートワークを踏襲したジャケ写にピンと来た往年のディガーからマーラ~クラップ!クラップ!周辺を追いかける現行トロピカル~辺境ベース・リスナーまで虜にするであろうジャイルスの手練に唸らざるを得ない奇跡の一枚がここに!
Sonzeira | ソンゼイラ世界で最も影響力があるラジオ/クラブ DJ とリスペクトされるジャイルス・ピーターソンが“今のブラジルを象徴する音楽作品”の制作をテーマに立ち上げたプロジェクト=ソンゼイラ。2014年のブラジルW杯に合わせてリリースされた1stアルバム『Brasil Bam Bam Bam』は、ルーカス・サンタナ、セウ・ジョルジ、マルコス・ヴァーリなど多くの新旧著名アーティストを招いた一大プロジェクトとなり、制作過程を追った同名のドキュメンタリー映画も大きな話題を呼んだ。翌2015年にはニコラ・コンテ、シンバッド、フォルティDL、アットジャズ、マックス・グレーフら豪華布陣で再構築された同作のリミックス盤『Brasil Bam Bam Bass』がリリース。2016年には1957年リリースされた知る人ぞ知るジョゼ・プラテスのメガ・レア盤『Tam Tam Tam』を現代に蘇らせる最新プロジェクト『Tam Tam Tam Reimagined』を発表する。