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ETHIOPIQUESシリーズNEW TITLE!!!! 生年不詳アディス・アベバ生れギルマ・ベイエネ(70 歳?)は、「スウィンギング・アディス」と呼ばれた60 年代後半に、トップスター歌手のアレマイユー・エシェテのピアニスト/作曲家/バンドマスターとなり双頭バンド「アレム=ギルマ・バンド」を率いてアディスの夜を席巻していました。作曲家としてジャズとソウルにインスパイアされた60 数曲を発表し、国内ではエチオ・ジャズの帝王ムラトゥ・アスタツケの凌ぐ人気のピアニスト/アレンジャーでした。メンギスツの軍事クーデターの後、急速に色を失うエチオ・ポップでしたが、1981 年アメリカ公演旅行に出かけたベイエネは、そのまま合衆国に亡命しワシントン・DC に居着きます。そこから長い間音楽と縁のない生活(ガソリンスタンドやレストランで働いていた)が続いていたのですが...。エチオピア帰国後、EHIOPIQUES シリーズのエグゼクティブプロデューサー、フランシス・ファルセトに後押しされながら、少しずつ音楽に復帰してきたベイエネと、フランスのエチオ狂楽団アカレ・ウベが出会います...。エチオ黄金時代の最後の巨人のひとり、ギルマ・ベイエネの老いて味を増したヴォーカルと、往年のエチオ・ジャズモードのピアノ、今や百戦錬磨のエチオ・ソウルジャズ楽団となったアカレ・ウベ、この共演をフランシス・ファルセト自身が音楽監督となって制作したアルバムです。
GIRMA BEYENE & AKALE WUBE / ギルマ・ベイェネ & アカレ・ウーベ