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光と波がただそこにあり、戯れ、泳ぎ、会話し、理解を深め、そして明日に消えていく、、、
澄みきったアンビエントの世界『Visible Cloaks』
"ニューエイジ"の再興で新しい電子音楽とアンビエント観がうまれ、新旧の交流が深まっていくなか、ニューヨークのRVNGが送り出すのは、ポートランドの2人組Visible Cloaks。
2014年のデビュー作ではコンピューターとシンセサイザーがオーガニックに草原を駆け回り、おもちゃのような愛くるしい空気をもち、熱心な愛好家のあいだで話題となった。
今作は更にその延長にある、より瑞々しいアンビエントの泉をつくっている。
今作はゲストの顔ぶれも注目で、Dominoから発表した1stアルバムが各所で絶賛爆発中、Co Laのサウンドプロダクションをつくる裏方プロデューサーの面もあるMotion Graphixや、Golden Retriever (Thrill Jockey) としての活動がめざましいシンセシストMatt Carlson、シングル『On Retinae』がMusic From Memoryから再発され、ニューエイジ、バレアリック、アンビエントな耳から世界的な再評価がおこったdip in the poolのボーカル、甲田益也子が参加 (!)という、名前におもわず乱舞したくなる人たちばかり。
dip in the poolの名前がでてきた通り、Spencerは大の日本の電子音楽好きである過去には80年代しばりのミックスも披露していて、本作にもその年代特有のやわらかな音色が現れている。アートワークは注目があつまるBrenna Murphyが担当し、鉄筋状にひろがる電子の虹が、この音のやわらかさをいっそう特別なものにした。すべての要素がいま現在あるべきところに現れ、混ざり合った、珠玉のアンビエント盤である。
<プロフィール>
もともとは、2006年より日本のレーベルEaselから何枚ものCDをリリースしていたSpencer Doranによるプロジェクト『Cloaks』を母体としていて、サイケデリックロック・バンドEternal TapestryのRyan Carlileが加わったことにより、この名義での活動がはじまった。拠点はポートランド。
最初の作品は2014年のこと、Sun Arawのレーベルから発表している。2017年にRVNGより、フィジカルの作品としては3作目になる『Reassemblage』を発表した。ソロ期ではサンプリングを駆使したヒップホップをやり、現在ではPCとシンセサイザーによるアンビエントをやっているが、そこには一貫して瑞々しく豊かな色彩がある。
VISIBLE CLOAKS / ビジブル・クロークス