BENJAMIM TAUBKIN & ITAMAR DOARI & JOAO TAUBKIN ベンジャミン・タウブキン & イタマール・ドアリ & ジョアン・タウブキン
BENJAMIM TAUBKIN & ITAMAR DOARI & JOAO TAUBKIN ベンジャミン・タウブキン & イタマール・ドアリ & ジョアン・タウブキン
2,530円(税込)
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2017年のブラジル産ジャズ~インストのベスト作品候補!ブラジルを代表する作曲家/ピアニスト、ベンジャミン・タウブキンの新作は、アヴィシャイ・コーエン作品でも印象的なプレイを聴かせていたイタマール・ドアリ(per)らとのピアノ・トリオ作品!
ブラジル現代音楽派の名ピアニストにして、オルケスタ・ポプラール・ヂ・カマラへの参加や、ジジ・ポッシのアコースティック系作品への参加など、ポピュラー・シーンでも広く活躍する天才Benjamim Taubkinの新作は、息子であり数々のアーティストのプロデュースも手がけるJoão Taubkin(bass)、そしてAvishai Cohenの名作『Seven Seas』ほか数々の作品で印象的なプレイを聴かせるイスラエル人パーカッショニストItamar Doariのトリオ作品。現代音楽、ラージアンサンブルからブラッド・メルドー以降の現代ジャズ的な作品を残す一方で、ラテン・アメリカ諸国から韓国まで国境を越えたコラボレーション作品もリリースするなど、ブラジル・インストゥルメンタル音楽の可能性を追求してきたベンジャミン。本作はそんな彼の多様なリファレンスをふんだんに盛り込みつつもシンプルなピアノ・トリオというフォーマットに回帰した作品である。どこかオリエンタルなメロディを聴かせる#1に始まり、Lenna Bahule(vo)、Agnieszka Teodorowska(cello)を迎えた#2、ミルトン・ナシメント&ホナウド・バストスの名曲をカバーした#4、昨年末アンドレ・メーマリ・トリオの一員として来日もしたSergio Reze(drums)が参加した美しいラスト曲まで...。多彩な音楽的要素を感じさせつつも、細部に至るまで徹底した美意識が透徹されたかのような濃密な音と音の重なりは昨今盛り上がりをみせるブラジリアン・ジャズのなかでもアタマ一つ抜けていると言えるだろう。ECMファンなどにも推薦したいブラジリアン・ジャズの傑作である。
BENJAMIM TAUBKIN & ITAMAR DOARI & JOAO TAUBKIN / ベンジャミン・タウブキン & イタマール・ドアリ & ジョアン・タウブキン