全てを経験し、今でもお互いを励まし合うだけの信念を持ったバンドだからこそ作れるストレートで温かみのある最新アルバム『INTO THE MYSTERY』登場!キャリー・アンダーウッドをフィーチャーしたシングル「I Wanna Remember」も収録!
■グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、サウス・カロライナ出身のロック・バンド、NEEDTOBREATHE。2000年に結成された彼らは、2011年リリースの4thアルバム『THE RECKONING』が全米アルバム・チャートの6位、そして2014年の『RIVERS IN THE WASTELAND』と2016年の『HARD LOVE』がそれぞれ全米アルバム・チャートの2位、2020年の前作『OUT OF BODY』が全米TOP20に輝くなど、アメリカで安定した人気を誇っている20年選手だ。
■その彼らの最新作『INTO THE MYSTERY』。昨年、新型コロナウイルスのパンデミックによりツアーをキャンセルせざるを得なくなった彼らはテネシー州コロンビアにある歴史的な家屋を改造したレコーディングスタジオへと移り、そこで3週間、一つ屋根の下で寝食を共にしながらアルバムを制作することにした。そのレコーディングは、彼ら曰く”サマーキャンプの延長“であり、その時々の状況を反映しながらも、あらゆる期待から離れ、”バンド“という極めて内輪的空間で本作を作ることが出来たという。彼らの輪に加わったのは、共同プロデューサー兼エンジニアのKonrad Snyderと、楽曲に新たな色彩を加えるゲストたち。その中にはSwitchfootのJoe ForemanやHighwomenの一員でありアメリカン・カントリー・シーンで活躍するシンガー・ソングライター、Natalie Hembyも含まれている。その中でも注目すべきなのは、Carrie Underwoodをフィーチャーしたシングル「I Wanna Remember」だろう。「CMTミュージック・アワード」でライヴ・パフォーマンスを披露したこの楽曲は、美しいハーモニーとドラマチックなサウンドが印象的なバラードだろう。アルバムにはこの他にも、ギターとオルガンが力強いハーモニーを盛り上げていくタイトル・トラックや、怖いもの知らずだった若い時代を想うどこかノスタルジックな「Sittin’ in the Back Seat (Undefeated)」ややさしいトーンが全体を流れるバラード「Sunshine」など、どこまでもまっすぐで温かみのある楽曲が収録されている。
■ 全てを経験し、今でもお互いを励まし合うだけの信念を持ったバンドだからこそ作れるアルバム、それが真摯な姿勢とまっすぐなロックサウンドが鳴り響く『INTO THE MYSTERY』だ。レコーディングの様子も同タイトルのドキュメンタリー映像としても公開されるという彼らにとって本作は、これまでの中で最高の作品だという。