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"リビア・レゲエの父"として知られ、リビアの伝統音楽とジャマイカのレゲエ・スタイルを融合させ、ファンク、ジャズ、ディスコのテイストを混ぜ込んだパイオニア、Ibrahim Hesnawi の1970年代後半ごろ~の発掘音源をまとめたHabibi Funk 新作!!
まず聴いていただきたいのは「Never Understand」。ルーツとダンスホールのテイストを、北アフリカと中東、ジャマイカのスタイルとマッチングさせたキラー。ファットな鍵盤、同じく太く、弾むベース、そして英詞が印象的なこの曲は、まるでボブ・マーリーが残したカットのよう。ファンキーな「Tendme」(Habibi Funkのコンピレーション(HABIBI015)にも収録されている)や「Watery Al Kabir」もお薦め。共に切ないハーモニー・モチーフを奏で、このアルバムに疲れ知らずのグルーヴをもたらしている。さらに、アンセミックなリリックと、繊細でありながら巧みなギターとシンセが光る「Only World」はリビアのレゲエという"唯一の世界"を感じずにはいられないトラック。
未公開写真を含むIbrahim Hesnawiのインタビューを掲載した充実したブックレット付きで、資料価値も高い。
IBRAHIM HESNAWI
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