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ジャヴァン、イヴァン・リンス、チン・マイア、フィロー・マシャード、エドゥアルド・グヂン、ジャニ・ドゥボッキ、レニー・アンドラージ、ロー・ボルジェス等、そうそうたる大物ミュージシャンのサポート歴もあるベテラン・セッション・ピアニスト、ミシェル・フレイデンソンのリーダー・アルバム。ソロ・アルバムのキャリアとしては、現代音楽やラウンジ/イージー・リスニング系の作品も発表しているが、2011年リリースのこの1枚は、ピアノ・トリオをベースに、ゲスト・ミュージシャンを迎えて繰り広げられるセンシティヴなブラジリアン・ジャズ。
ミシェル自身のペンによるレパートリーから、ジルベルト・ジル(#1)、マルコス・ヴァーリ(#6)、イヴァン・リンス(#15)、そしてHマンシーニ(#5)といったブラジル内外の名曲好カバーも収録。中でも、別曲でゲスト参加しているエルメート・パスコアルの#10、そして、エグベルト・ジスモンチのバージョンで知られるヴィラ・ロボスの傑作#9といったインスト・ファンの心を掴むトラックの素晴らしさは白眉。多彩なブラジルのリズムを背景に、華麗なタッチと充実のアンサンブルで愉しませるオリジナル・インストゥルメンタル。先述のエルメート・パスコアル、そして同じく親交のあるハウル・ヂ・ソウザ、トニーニョ・フェハグッチといった現地インスト・シーンの実力者もゲストで彩を与えている。ブラジリアン・ジャズの隠れ名盤だ。
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■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
1961 年サンパウロ生まれ。父はドラム奏者、母は詩人という家庭で育ち、5 歳からギターを始める。Oscar Peterson、 Dave Brubeck、Tom Jobim、Hermeto Pascoal、 César Camargo Mariano に憧れピアノに転向。14 歳でClam 入学、Teco Cardosoをはじめ多くの学友と共に音楽活動を開始。15 歳の頃よりジャズ・クラブに出演、Zonazul など多数のグループに在籍した。Djavan、Tim Maia、 Jane Duboc、Leny Andrade、 Fafá de Belémといったシンガーの伴奏経験も多い。本作は彼のピアノ・トリオを軸に多くのゲストを交えたコンテンポラリー・ジャズで、彼のオリジナル曲の他に、Henry Mancini、Villa Lobos、Hermeto Pascoal、Walter Santos、そしてオランダのプログレ・グループFocus の曲も並んでいる。
(ディスクガイド・レビューより)
MICHEL FREIDENSON / ミシェル・フレイデンソン