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ジスブランコ : かのエグベルト・ジスモンチの愛娘ビアンカと、クラシックの女傑クラウヂア・ブランコのピアノ・デュオが創造する、繊細でドラスティックなインスウルメンタル。待望のセカンド・アルバム。
エグベルト・ジスモンチの娘ビアンカと、名門UFRJ(リオ・デ・ジャネイロ連邦大学)出身の女流クラシック・ピアニスト、クラウヂア・カステーロ・ブランコの高貴なピアノ・デュオがリリースする2ndアルバム。2008年のデュオ・デビュー・アルバムは、トニーニョ・オルタ、ジャヴァンなどの名曲を、流麗でアーティスティックなユニゾンで仕立て上げた傑作として多くのブラジル・インスト・ファンに感動を提供したほか、ヨーロッパへのツアーでもそのパフォーマンスが高く評価された。待望の2枚目は、その感性と表現力にさらに磨きをかけ、素材の持つ持ち味を引き出しつつ、二人が奏でる恍惚の音世界を創造した、素晴らしい作品となっている。
ブラジル・クラシック界の巨匠エイトール・ヴィラ・ロボスの傑作を取り上げたオープニングでは、フルートに名手カルロス・マルタを迎え、トリッキーな旋律と荘厳なフレージングを渾然一体に、ドラマティックな世界を創出。バーデン・パウエルの#3"Deixa"、エドゥ・ロボの代表曲"Ponteio"、そして#10"Capivara"はエルメート・パスコアル作と、一流の素材を使い、新しい魅力を絶妙なピアノ・アンサンブルで表現するカバー・トラックは必聴。美しく咲き誇る花を想起させるタイトル・トラック#7や、パーカッションにホベルチーニョ・シルヴァが参加した#4、親密なふれあいをテーマにした#8など、ビアンカ、クラウヂアそれぞれのコンポーズ・ワークも特筆。ラストでは、楽曲を提供するシコ・セーザルのヴォイス、ギターをフィーチュアし、二人のピアノとのコラボレートで、焦土の香りをラジカルに表しつつ、幕を閉じる。
ブラジル音楽の持つ繊細さと美しさが、高いスキルと自由な発想で形となった象徴的な音。女流ピアニスト二人は、この先もさらに進化していくことは間違いない。
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GISBRANCO / ジスブランコ