2,096円(税込)
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セルジオ・メンデスのアルバムに参加ししたことで世界的な注目を集めた、ブラジルが誇るガット・インスト四重奏、クアルテート・マオガニ2008年新譜。タイトルが語るのは、メンバーが、ショーロから得た感動を、自身の手で再現するといった趣。ガロート、ハダメス、ナザレー、ヴィラ・ロボス、ジャコーといった古典の中でも、通例ではあまり演奏されない隠れたな名楽曲、そしてレアンドロ・ブラーガ、エルメート、ギンガ、マウリシオ・カヒーリョ、セルジオ・アサドといったインスト・ミュージックの核を成してきた天才コンポーザーのカバーまでを美しく快演。中でも、19世紀の作曲家、ジョアキン・カラードの「Saudades De Valenca」を組曲仕立てで再現したのは偉業といえる。マオガニとしては、これまで以上にショーロの色が強い作風。ペドロ・アモリーン(bandolom)、プロヴェータ(clarinete)がゲスト。これはかなり良い。
■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
1995 年結成以来、数々の賞を受賞。ギターのカルテット(小型ギターRequinto と6 弦ギター、7 弦ギター、 8 弦ギターの組み合わせ)で、カメラッタ(少人数の楽器編成)のスタイルに新しい有りようを提示しました。清冽なせせらぎにも似たハーモニー、その水面に乱反射する光のようなRequinto の音色。Maogani 独自の世界がそこにあります。彼らはブラジルギターの伝統を継承しつつ、同時に新しい可能性を追求する開拓者の役目も担っています。(このアルバムでは一部、カバキーニョとクラリネットもゲストで参加。)
(ディスクガイド・レビューより)
QUARTETO MAOGANI / クアルテート・マオガニ