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MPBにおける稀有の天才、エドゥ・ロボ。
マイペースな創作活動をモットーにする昨今は、特に寡作な大物として知られるエドゥが、前作「MEIA-NOITE」以来、実に16年ぶりのリリースとなるフルオリジナル・アルバムが完成。完全書き下ろしのレパートリーには、パウロ・セザール・ピニェイロ、シコ・ブアルキが詞を提供。その奥深く印象的なメロディー・ラインと、抒情的なメッセージは、アーティスト、エドゥ・ロボが半世紀近くに渡り音楽と正面から向き合い続けた末に辿りついた、今の清々しい姿を投影しているかの如く美しさ。ミュージカル・ディレクションにはピアニストとして知られる名手クリストヴァン・バストス。そして、ドラマティックな美声を放つ♀シンガー、モニカ・サルマーゾがゲストで参加。恒に近況/新作が待望視されているエドゥだけに、ファンとしては、必ず聞いておくべき1枚だ。
EDU LOBO / エドゥ・ロボ