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映画『欲望』の原作者としても知られるアルゼンチンの作家、フリオ・コルサタルの小説『Rayuel a』にインスパイアされたミゲル・ゼノーンのプロジェクト。相方には、フランス出身の注目ピアニスト、ローラン・コック。ミゲルはコックのセンスに興味を持ちつつもセッションをする程度しか共演機会もなかったとのこと。しかし、このフリオ・コルサルが、南アメリカ( ブエノスアイレス) とフランスを舞台に実人生で活躍し、その二つの都市を舞台にこの小説を書いたことにもインスパイアされ、コックと共同で本作品をつくることを考えたのだとか。作曲はミゲルとコックで半々。しかし面白いのは、ミゲル(プエルトリコ出身) がパリを舞台にした小節のPl ot1を題材にして作曲、コック(フランス出身)がブエノスアイレスを舞台にしたPlot2を題材にして作曲していること。つまりは、あえて、それぞれのアーティストがルーツとは反対の(相手の生地) を舞台にした世界を描くという試み。二人の作曲した楽曲の違いも楽しめる野心作。その名も“ブエノスアイレス”というコックのファンタスティックなナンバーなど聴きものです。(新譜案内より)
■Miguel Zenón(as), Laurent Coq(p), Dana Leong(cello, tb), Dan Weiss(ds, tabla, perc)
MIGUEL ZENON / ミゲル・ゼノン