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*digipak仕様
2012年9月度スタッフ推薦盤
2000年以降のコンポラギター界において、オルタナティブな感性で音楽を構築、演奏している注目のアーティストの一人マイルス・オカザキ。メンバーコミュニティを見ても分かるとおり、元々はスティーブ・コールマングループに在籍していたM-BASEチルドレンでした。その後モンクコンペで入賞、その資金でデビュー。その2006年のデビュー作『MIRROR』はマイナーコード主体の内省的なテンションと感性が、技術や構成と一体となった傑作でした。本作は2nd『GENERATIONS』発表後の2010年に実験的なライブ活動をしてきた中の一夜を収録したものです。盟友ダン・ワイス(ds)も彼の世界観にトップギアで共振しており、スタジオ録音盤以上の 振り幅を持ったテンションで世界観を表現しています。NYだけでも枝分かれしてゆくコンポラシーンですが、そんな中でも彼は間違いなくフォローする価値のあるアーティストです。(新宿ジャズ館 有馬)
■Miles Okazaki(g), Miguel Zenón(as), Thomas Morgan(b), Dan Weiss(ds)
MILES OKAZAKI / マイルス・オカザキ