BABY FACE WILLETTE ベイビー・フェイス・ウィレット
ファンキーオルガン大推薦の一枚。ベイビー・フェイス・ウィレットのソウルジャズ大傑作
BABY FACE WILLETTE ベイビー・フェイス・ウィレット
ファンキーオルガン大推薦の一枚。ベイビー・フェイス・ウィレットのソウルジャズ大傑作
1,980円(税込)
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※LP
ファンキーオルガン大推薦の一枚。ベイビー・フェイス・ウィレットのソウルジャズ大傑作。
6/8拍子のA2「ソング・オブ・ザ・ユニバース」なんてすんげぇプレイ。
オルガン/ソウルジャズ好きの方に大推薦なのがこちら『ビハインド・ジ・エイト・ボール』。ブルーノートに名作『フェイス・トゥ・フェイス(BN4068)』を残したハモンド奏者、ベイビー・フェイス・ウィレットが65年にアーゴへ吹き込んだファンキーソウルジャズの大傑作。ジミー・スミスともマクダフとも異なるアプローチでまんまとハマってしまう名奏者。足鍵盤のベースラインはジミー・スミスほど達者ではないのですが両手の手数が多くてギュルギュル鳴ってます。まずは縦乗りのA1タイトル曲に度肝を抜かれること間違いなし。アップテンポな曲をもの凄い手数で攻めてます。小節のくだりでギュルギュルギュルーってやるのが手癖っぽいのですがそれが出る度にウィレットの笑顔が浮かんで嬉しくなってしまいます。次、A2「ソング・オブ・ザ・ユニバース」が本作のベストトラック。頭に強いアクセントを置いたモーダル&スピリチュアルな6/8拍子で7分間をまさに熱狂的なプレイ。ここでのウィレットにA1の笑顔はなく、眉間にしわを寄せてハモンドにソウルをぶつけています。イントロがまず快感。ゴスペルタッチなハモンドにドラムの乱打が入ってきて、溜めて、溜めて、6/8のリズムがオン。すんげぇ格好良くて何回もそこばっか聴いてしまいます。時々小節をオーバーするウィレットが黒くてたまんない。この曲でのモーダルな表現は同時期のラリー・ヤングに通じる感覚かも。ギターのベン・ホワイトって人も良く知らないけど黒人臭を相当感じます。バッキングもメチャメチャうまいしもろソウルジャズ栄えしてます。オルガン名演トップクラスの一曲。変拍子のA4「タコス・ジョー」、ダウンテンポなB3「セイントジェイムス病院」、3/4拍子のB4「シニン・サム」なんかも気持ちいいですが究極のプレイは何と言ってもA2。とにかくA2のこの一枚ス。
BABY FACE WILLETTE(org), BEN WHITE(g), JEROLD DONAVON(ds)
渋谷JAZZ/RARE GROOVE館 野村優
BABY FACE WILLETTE / ベイビー・フェイス・ウィレット