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バルシャイ&読響の軌跡
ストイックの極み!異形のモーツァルト
バルシャイのモーツァルト交響曲は、かつてMELODIYA からCD2枚分が発売されていました(第25&40 番、第28&41 番)。当CDも過激な演奏で、近代的なオーケストラである読響を縛り上げて、締め付けて、贅肉を削ぎ落として、異形のモーツァルトを構築しております。
第35 番、第39 番は2006 年の演奏で最後の来日となりましたが、緩みは一切見られません。こういう室内楽的緊密度、緊迫感は、弦楽器出身のシャンドール・ヴェーグとも共通します。
1989 年の第40 番、第41 番「ジュピター」に至っては、郷愁や感傷を一切拭い去った潔さに惹かれます。多くの巨匠指揮者が晩年になるとロマンティックに傾斜していく中、バルシャイはまったくその魅力と誘惑を否定し続けた稀有の存在と言えるでしょう。(資料提供:東武トレーディング)
【収録曲】
モーツァルト:交響曲集
1交響曲第35 番ニ長調「ハフナー」K.385
2交響曲第39 番変ホ長調K.543
3交響曲第40 番ト短調K.550
4交響曲第41 番ハ長調「ジュピター」K.551
【演奏者】
ルドルフ・バルシャイ(指揮) 読売日本交響楽団
【録音】
122006 年4 月14 日 東京芸術劇場(第127 回芸劇名曲シリーズ)
341989 年11 月19 日 サントリーホール(第280 回名曲シリーズ)
全曲ライヴ・ステレオ録音
(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
RUDOLF BARSCHAI / ルドルフ・バルシャイ