ドイツのデス/ブラッケンド・デスコア・バンドの23年4thフル。前作『A Hill To Die Upon』から約2年振り、Century Media移籍後、初のフル・アルバム。 前作まではUnique Leader Recordsに所属し、いかにもテクニカル&ブルータル、スラミング要素からうっすらメロディアスな要素までありのサウンドだったが、新Voを迎えた本作では攻撃性はそのままにシンフォニックなシンセワークが生み出すスケール感とメロディ要素を大幅に強化。これまでの彼らの延長線上に位置する楽曲をベースに大ブレイクを果たしたLORNA SHOREを彷彿とさせる〝今最も熱い〝路線から、「Symphony Of A Dying Star」などで聴かせるWINTERSUNあたりにも通じる北欧シンフォニック・デス的な要素がハイレベルに融合した圧巻の仕上がり。
