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ブラジリアン・フュージョンの代名詞的存在であり、レアグルーヴ、サイケ、ヒップホップなど様々なシーンからリスペクトをされ続けるアジムス。本作はかれらの全盛期とも言える1980年にリリースされた4枚目のアルバムで、全編において病的とも言えるグルーヴへのこだわりが貫徹された超人的アルバムだ。彼ら最大の特徴は、個性的なリフの集成が強靭なグルーヴを生み出す、そのマジカルなサウンド・メイクがあげられるだろう。冒頭の”Papasong”からその魅力は余すことなく発揮される。とても人力とは思えないドラム&ベースのアンサンブルに、サンバ・パーカッションが巧みに抜き差しされる緩急の妙、そしてベルトラミ・サウンドの特徴であるスペーシーなシンセ・サウンド...アジムスの真骨頂がいきなり味わえる幕開けだ。イヴァン・コンチのドラムが生み出すバネのようなグルーヴを軸にしたメロウ・グルーヴ"Dear Limmertz"、物憂げなヴォーカルからはじまるサンバ・ジャズ"Um Amigo"....。当時乗りに乗っていたであろうアジムス・サウンドの集大成ともいえる唯一無二のグルーヴは、ことさらビートに注目が集まる現代にあらためて再評価したい驚きと発見に満ちている。ブラジル、ジャズ、レアグルーヴ・ファンはもちろん、すべての音楽ファンに推薦したい一枚だ。
Azymuth: Jose Roberto Bertrami, Alex Malheiros, Ivan Conti
With guest musicians – Aleuda, Gordinho, Doto
AZYMUTH / アジムス