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グラナドス&アルベニス:ピアノ作品集
【収録内容】
アルベニス:組曲《イベリア》より
第1巻〔エボカシオン、エル・プエルト(港)、セビーリャの聖体祭〕&
第2巻〔ロンデーニャ、アルメリーア、トゥリアーナ〕/
グラナドス:組曲《ゴイェスカス》より
第1巻〔愛の言葉、窓辺の語らい、燈し火のファンダンゴ、嘆き, またはマハと夜鳴きうぐいす〕
【演奏者】
ピーター・ドノホー(ピアノ/スタインウェイ)
※録音:2023年4月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
1982年チャイコフスキー国際コンクール最高位
音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。Chandosからはブゾーニ、メンデルスゾーン、グリーグら各国のロマン派ピアノ作品をレコーディングし人気を博して来たドノホーのシャンドス・ニュー・アルバムはスペインのアルベニスとグラナドス
スペインを鮮やかに想起させるアルベニスの組曲《イベリア》は3曲ずつ4巻に分かれており、本作では第1巻と第2巻を収録。スペイン南部のファンダンゴとホタの歌形式を組み合わせた「エボカシオン」で始まり、カディスの港町エル・プエルト・デ・サンタ・マリアにインスピレーションを得た「エル・プエルト(港)」、聖体祭の行列を描いた「セビーリャの聖体祭」、第2巻はアンダルシアの町が描かれた「ロンデーニャ」と「アルメリーア」、セビーリャのジプシー地区を思い起こさせる「トゥリアーナ」の3曲。多くの人がグラナドスの最高傑作と考えている《ゴイェスカス》は、ゴヤの絵画に対するグラナドスの賞賛を反映したピアノのための2巻からなる組曲で、本作では第1巻を収録。まさにヴィルトゥオージックな作品集であり、ピアニストに極めて高い要求を課すこれらの作品をピーター・ドノホーは軽快にこなし、特有の深い音楽的な解釈で素晴らしきスペイン芸術を提示します。
今作も、ポットン・ホールのスタインウェイ モデルDコンサート・グランド・ピアノで録音されています。
(東京エムプラス)
PETER DONOHOE / ピーター・ドノホー
ピアニスト