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ライナー・キュッヒルが奏でる確信に満ちたバッハ
リマスタリング+HQCDで再リリース!!
名器ストラディヴァリウス“シャコンヌ”による究極の無伴奏!!
本盤に聴くキュッヒルの演奏は、大局的にみれば、近年のピリオド楽器演奏の枠組みに近接したものとは言える。制御されたヴィブラート、いたずらに重すぎず、もたれることのないテンポ設定、レガート一辺倒を戒め、語りかけるように施されるアーティキュレーションなどはその枠組みのなかから生まれたものと推測されよう。ただし、先述したように、こうした枠組みは、限定された資料の先におぼろげにしか垣間見ることのできないバロック時代の演奏実践の一部であり、演奏家たちが実際の演奏にあたって必要不可欠な確信の要とはなりえない。おそらく、キュッヒルはそのあたりの事情を痛感しているのではないだろうか。彼は枠組みのなかにはめ込むべき自らの確信を提示しているのである。(安田和信/ライナーノートより) (以上、資料提供:ナクソス・ジャパン)
【曲目】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
【演奏】
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
【録音】
2003年 ウィーン
RAINER KUCHL / ライナー・キュッヒル
オーストリアのヴァイオリニスト (1950-) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター(1971-2016/1992年から第1コンサートマスター)、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスター(2017-)