ルース・スレンチェンスカの芸術 - 7

RUTH SLENCZYNSKA ルース・スレンチェンスカ

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レーベル
レグルス
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
組数
2
規格番号
LIU1012
通販番号
DS170823-179
発売日
2017年07月22日
EAN
4529612104303
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商品詳細情報

89歳の巨匠、さらなる極みへ!

89歳のルース・スレンチェンスカが日本の友人の娘の結婚式のために用意した演奏が台北で、驚異のライブ録音となって結実。ピアニズムの頂点を極め続ける巨匠の足跡。2009年6月録音の前作「ブラームス:ピアノ作品集」より4年半ぶりの録音。90歳を前にして、なおも不屈の精進で進化し続けるルース・スレンチェンスカの第7弾。コンサート・ライブ録音に3週間後に同ホールで録音された2曲を収録。



ルース・スレンチェンスカ( Ruth Slenczynska)
1925年カリフォルニア生まれ。5歳でカーテイス音楽院に入学、(同級生にかなり年長だったチェルカスキー、ボレット、バーバーがいた)6歳でベルリン、8歳でN.Yデビュー、9歳で急病のラフマニノフの代役を務めるなど、ニューヨーク・タイムズが「モーツアルト以来もっとも輝かしい神童」と称え、14歳までにヨーロッパ、アメリカ全土を演奏するも、スパルタの父親に反発、19歳で家出して大学で心理学を学ぶ。26歳の時ステージにカムバック、一躍聴衆に熱狂的に迎えられ、多くの名指揮者と共演、40代後半までに世界で3,500回を超えるコンサートを行い、デッカより12枚のゴールドディスクを出すなど、ピアノの女王として一世を風靡した。46歳の時サウス・イリノイ大学のレジデンス・アーティストとして、演奏を続けながら教育にも力を注ぎ、多くの優秀なピアニストを育てた。92歳まで現役のピアニストとして、円熟のテクニックと魂に共鳴する音楽で、多くのファンを魅了し続けてきた。
2003年、78歳の時歯科医師三船文彰との出会いにより、2017年まで9回来日し、2005年1月岡山にて80歳記念を兼ねたラスト・コンサートを含め、20数回のコンサートを行い、その間に制作した13枚のCD「ルース・スレンチェンスカの芸術I~VII」は「レコード芸術」誌などで絶賛された。ルース・スレンチェンスカのラスト・コンサートを綿密に記録したNHKの「ラスト・コンサート」、2007年4月の醍醐桜への奉納演奏をまとめたOHKの「千年桜がはじめて聞いたピアノ」ドキュメンタリー番組は再放送を重ね、ともに全国的な感動を呼んだ。アメリカを代表するピアニストの一人として、トルーマン大統領の時代から度々ホワイトハウスで演奏を披露し、2005年2月と2013年12月の二回にわたり、招かれて美智子皇后と御所で親しく音楽を共有した。ホフマン、ラフマニノフ、ペトリ、シュナーベル、バックハウス、コルトーなどの巨匠に学び、ロシア、ドイツ、フランスの3大ピアニズムの系譜を受け継ぎ、ホロヴィッツが尊敬していたピアニストであり(21歳年長のホロヴィッツとは、生涯親友としての付合いが続いた)、多くの名演奏家と親しい交友関係を結び、諸先輩をも凌ぐ独自の世界を切り開き、20世紀のピアニズムに寄与したルース・スレンチェンスカは、まさに20世紀のピアノ演奏史の生きた証人であり、最後の巨匠と呼ばれるにふさわしい。2017年の夏は岡山と台北で演奏会及びモーツアルトとベートーヴェンのソナタ8曲を録音するなど、92歳の現在でもピアニズムの頂点をさらに高らしめるべく歩みを続けている。 (制作元提供資料)

ソングリスト

Disc 1

  • 1. ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K.570(モーツァルト)
  • 2. 13の前奏曲 作品32より第5曲 ト長調(ラフマニノフ)
  • 3. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ヴァルトシュタイン」(ベートーヴェン)

Disc 2

  • 1. 夜想曲作品33「ジョン・フィールドを讃えて」(バーバー)
  • 2. 交響的練習曲作品13(シューマン)
  • 3. 歌曲集「ミルテの花」作品25より第1曲「きみにささぐ」(シューマン、リスト編曲)
  • 4. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26(ベートーヴェン)
  • 5. ピアノ・ソナタ第3番イ短調作品28(プロコフィエフ)