●STRYPERは名作「To Hell With The Devil」のリリースから30周年の節目となる2016年に27年ぶりに来日を果たし、今再び大きな注目を集めている。
●第二の黄金期を築き上げたSTRYPERのブレイン、マイケル・スウィートによるソロ・アルバム。STRYPERではもうひとりのギタリストのオズ・フォックスと分け合うためあまり聴く事のできない、彼のダイナミックなリード・ギターが大々的にフィーチュア、STRYPER直系のハードロック/ヘヴィ・メタルが満載された会心作。
●元NIGHT RANGER~WHITESNAKEのジョエル・ホークストラ
マイケル&ロバートのスウィート兄弟を中心に結成、クリスチャン・メタルの先駆者として知られる。イザヤ書53章5の文中の"stripe"という単語からバンド名を取った彼らは、その名の通り黄色と黒のストライプ柄のステージ衣装を身にまとい、キリストを賛美する歌詞や聖書を投げるライブ・パフォーマンス等、その際立った個性で当時のLAメタル・シーンの中でも異色のバンドとして活躍。80年代に発表した2作「Soldiers Under Command」「To Hell With The Devil」は、メタル史に残る名盤として伝え継がれている。一時解散~再結成当初は方向性に迷いが感られたものの、次第に往年の音楽性を取り戻し、オリジナル・ラインナップに戻ると完全復活。Loud Park 11への出演を経て、2013年に、名作「To Hell With The Devil」の流れを汲む内容のアルバム「No More hell To Pay」を発表。2015年に最新作「Fallen」をリリースし、代表作「To Hell With The Devil」のリリースから30周年の節目となる2016年に、27年ぶりの来日公演を行い、喝采を浴びた。
<マイケル・スウィート>
STRYPERのリード&リズム・ギタリスト兼シンガーで、作詞/作曲も手がける名実ともにバンドの最重要人物。バンドへの高い貢献度から、「STRYPER=マイケル・スウィート」といっても過言ではないカリスマ的な存在。
<メンバー>
Michael Sweet (lead vocals, guitars)
Joel Hoekstra (guitars)
Will Hunt (drums) 他