ACEの名物コンピレーション・シリーズ「THE SONGS OF」にレオン・ラッセル登場!バカラックやフィル・スペクターあたりは随分前にリリースされていましたので、ようやくか!という感じですが、内容も待たせただけはある充実ぶり。60年代後半から70年代前半にかけて、ロックとソウル、ポップスからルーツ系までの垣根を越えて仕事をしまくり、自らも鍵盤奏者として無数のセッションに参加し、ロックの基盤を作った男、レオン・ラッセル。スナッフ・ギャレットの元で手腕を振るったキャリア初期の仕事からはボビー・ヴィーやゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズの楽曲がセレクト。黒っぽいフィールを宿した極上の60Sポップスです。LAに拠点を移してセッション・マンとして活躍する時代に残したボビー・ウィットロックの"RASPBERRY RUG"やクリークの"LAND OF OZ"はいずれも優れたポップサイケ・ナンバーだったり、時代が下ってアル・ジャロウの"RAINBOW IN YOUR EYES"やマリア・マルダーの"MAKE LOVE TO THE MUSIC"はAOR好きにも大人気のナンバーだったりと、どの時代にも素晴らしい曲を残しています。代表曲中の代表曲、"A SONG FOR YOU"はダニー・ハサウェイ、"THIS MASQUERADE"はジョージ・ベンソンのヴァージョンをそれぞれ収録。
ソングリスト
1. IF IT WASN'T FOR BAD - Elton John / Leon Russell
