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ジャズボサ、サイケ時代を経て、ブラジル音楽の屋台骨としても活躍してきたレジェンダリーなピアニスト/コンポーザー、アントニオ・アドルフォが自身の自主レーベル「ARTEZANAL」に残した1979年の名作『VIRALATA』が、ブラジルのレーベルTRES SELOSより嬉しいLP復刻!!!
優れた作曲家、アレンジャー、鍵盤奏者でもあるアントニオ・アドルフォが1970年代に立ち上げたレーベル「ARTEZANAL」。コマーシャルな音楽にとらわれない自主レーベルらしい芸術性の高い楽曲と、ブラジルを代表する名うてのミュージシャンによる最高峰の演奏をフィーチャアした当時としては画期的なレーベルとして、オリジナル盤はどれも高い人気を誇る。本作『VIRALATA』は、そのなかでもとりわけ人気を誇る1979年の作品だ。冒頭の"Cascavel"はあまりにも有名なブラジリアン・ファンク・クラシック。軽快なパーカッションにとベースと鍵盤のユニゾンによる印象的なリフから開放感溢れるホーンセクションが挿入されるなど、数々のDJがプレイするキラーチューンである。その他の楽曲もトアーダ、バイアォン、フレーヴォ・カンサォン、そしてサンバのリズムを見事にサイケファンクへと昇華。黒人たちが集まるダンスホールで演奏することでファンクネスを磨いていったというアドルフォの類まれなる才能を発揮した作品として、当時の音楽シーンに大きなインパクトを与えた一枚だ。
今回のTRES SELOSからのリイシューはクリアカラー盤、TIP-ON仕様の豪華ゲートフォールド・カバー、そしてジャーナリストのセルジオ・マルチンスによる本リリースのための新規レビューを収録。基本的には購買者向けのレーベルのため、毎度のことながら通常販売用のコピーはごく僅か。ある意味ではオリジナル盤よりも貴重なリイシューとなりそうだ。
ANTONIO ADOLFO / アントニオ・アドルフォ