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紅一点のリード・ヴォーカル、ソーニャ・クリスティーナと名手ダリル・ウェイのヴァイオリンを前面にフィーチュアしたバンド、カーヴド・エア。
彼らはイギリスのバンドとして初めてアメリカのワーナー・ブラザーズとのアルバム契約を獲得し、1970年にリリースしたデビュー・アルバム『Air Conditioning』と『Second Album』からのシングル「Back Street Luv」はスマッシュ・ヒットを記録。バンドは着実にサクセス・ロードを歩むが『Phantasmagoria』をリリースするとツアー後に主要メンバー3人が脱退、バンドはエディ・ジョブソンらを迎え再起を図るが『Air Cut』リリース後に解散状態となる。その後1974年に脱退した主要メンバー3人が復帰しての再結成ツアーがアナウンスされ、全英ツアーが敢行される。その中で12月4日カーディフ公演と5日ブリストル公演はレコーディングされ翌75年に『Live』と題してリリースされるが、公演6日目にあたる同年11月20日のギルフォード公演はBBCラジオの番組用に収録・放送されるもののライヴ・アルバムには使用されなかった。本作はその放送用音源を使用してのリリースであり、当日のコンサートの模様をアンコール含め完全収録。オフィシャル・ライヴ・アルバムは収録曲が7曲であったが本作はセット・リスト順に4曲多く収録されており、音質的に多少の問題はあるがこの再結成ツアーの全貌を知ることが出来る貴重なアーカイヴであることは間違いない!
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付>
CURVED AIR / カーヴド・エア