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判型:四六
ページ数:540ページ
内容紹介
泥臭い野心と権威への追従――。残念に生きたその人は、いかにして巨大かつ精緻な交響曲を生んだのか? 21世紀の今、多くの聴衆に支持され、時代と響き合うに至った作曲家の実像。その生涯から場面(エピソード)を小説化、事実記録(伝記)と組み合わせたハイブリッド評伝。【ブルックナー生誕200年記念企画】
*目次より
序
第一章 出生から教師時代まで(1824-1855)
第二章 リンツでの修業時代(1856-1868)
第三章 ヴィーンでの苦難の日々(1868-1878)
第四章 遅れに遅れた名声(1879-1891)
第五章 晩年(1890-1896)
エピローグ 死後の名声
後記
著者略歴
著・文・その他:高原英理
高原英理
一九五九年、三重県生まれ。小説家・文芸評論家。立教大学文学部卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了(価値システム専攻)。博士(学術)。八五年、小説「少女のための鏖殺作法」で幻想文学新人賞受賞(選考委員は澁澤龍彦・中井英夫)。九六年、三島由紀夫と江戸川乱歩を論じた評論「語りの事故現場」で群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。著書に『ゴシックハート』『高原英理恐怖譚集成』『怪談生活』『歌人紫宮透の短くはるかな生涯』『観念結晶大系』『エイリア綺譚集』『日々のきのこ』『祝福』『不機嫌な姫とブルックナー団』など。編著に『少年愛文学選』『川端康成異相短篇集』などがある。
(出版情報サイトより)
高原英理