【コラム】ユニオン散歩 - スタッフチョイス (CLUB/DANCE/ELECTRONIC)
ディスクユニオンのスタッフが個人的なオススメを紹介するコラム 第五回。
クラブミュージック、ダンスミュージックの視点で、購入したレコード、中古盤屋で発見したレアな一枚、友達から譲り受けた想い出ワックス、お金に困って売ってしまったあの一枚、あるいはデジタルで購入した音源などをセレクトしていきます。

Rebel Tumbao
A Love Supreme / Exodus (Ron Trent Remix)
(12")
John Coltrane, Bob Marleyの名曲をサルサバンドRebel Tumbaoがラテンカバー。
ゆったりとしたHouseグルーヴで展開するRon TrentによるRemixはエバーグリーンな存在感。
(新宿ジャズ館 田中)
Aura Safari
Aura Safari
(LP)
サウスロンドンのDeep House,Nu Jazzシーンを跨いだリリースが魅力のレーベルChurchからAura Safariのデビュー作。Sky High Productions諸作にも通じるアーバンなFusionやJazz Funk色を身に纏ったウォーミーなBeatdown Houseがぎゅっと詰まった佳作。
(新宿ジャズ館 田中)
Brine
The Awakening Destination
(12")
シンセワークのコード感と歯切れ良いPerが絡むCosmic Houseチューン。ブレイクを挟みながら展開するイーブンキックのOriginalトラックに加えて、ピッチダウンしたよりチルな雰囲気を帯びたEddie CよるRemixも収録した味わい深い一枚。
(新宿ジャズ館 田中)
Wipe The Needle ft Alex Lattimore
Enchanted (Original Mix)
(12")
男性ヴォーカリスト Alex Lattimoreをフィーチャーした
Wipe The NeedleによるAfro House。NY House,Afrobeatを絶妙なバランスでブレント。
揚々としたヴォーカルによって、Local Talkらしく重くなりすぎないPopさも兼ね備えたトラック。
Houseフリークのみならず、生音リスナーにも飽きずに楽しんでもらえる作品。
(新宿ジャズ館 田中)
Hanna
The Forgiven
(12")
ベテランDetriotハウサーWarren HarrisことHannaによる話題盤。
Freddie Hubbard / Little Sunflower使いの好トラック。
ご存じPepe Bradock / Burningと同ネタな訳ですが、
ベースラインが聴いた本作の方がよりNu Jazz方面の生音フリークにも
広く楽しんでいただけるかと。
(新宿ジャズ館 田中)
Jaxx Madicine & cro-magnon
Lights on Shibuya
(12")
cro-magnon×Jaxx Madicineによる生音・マシンビートの垣根を
軽~く飛び超えたコラボ作。
Fusion,Jazz Funkを軸にしたAzymuthライクなアップリフティングなHouseトラック。
グルーヴィーなベースラインに上モノのコードワークがもたらす高揚感はまさに一級品!
カップリングにはSauce81によるBeatdown,Broken路線のRemixも収録で充実の一枚。
(新宿ジャズ館 田中)
Carl Craig & Moritz Von 0swald
Attenuator
12"
大御所すぎる2人の合作シングル。両面とも期待を大幅に超えてくる最高の内容なのですが、モーリッツによるB面が特に最高です。
カール・クレイグのコズミック感に呼応しつつ、モーリッツ節全開の空間を埋めながらも、ストイックな音作り本当にかっこいいです。
一昨年のライブでもまだまだ元気そうでしたので、同シリーズ次作の発表や、新作など期待大です。
(神保町店 坂本)
Francois K.
Essential Mix
CD
Joe Claussell、Danny Krivitとの「Body & Soul」等でも知られる、説明不要のレジェンドFRANCOIS K.による大傑作MIX CDです。
FRANCOIS K.の真骨頂のジャンルレスな選曲は、いつ聴いても心躍ります。
そいて、またしてもモーリッツについての話になってしまいますが、開幕を飾るMaurizio/M4.5は選曲、ミックス次第でダブテクノがこんなにも明るくノリノリに聞こえるのかとDJの凄さをひしひしと感じます。
(神保町店 坂本)
Francisco Mora Catlett
Baba Lu Aya (Rezo) (Outerzone Band Carl Craig / Craig Talborn Mix)
(12")
Sun Ra Arkestraに在籍歴のあるドラマーFrancisco Moraによる牧歌的なトラックをCarl Craigがremix。Detroit周辺のみならず、LAビートシーンやCarlos Nino界隈の作品にも通じるオーガニックなゆったりとしたグルーヴに身を委ねてみては?
(新宿ジャズ館 田中)
Bodie
A Right Royal Cockney Barrel Of Monkeys
12"
Youtubeで見つけたBodieというアーティストのこのトラック、めちゃくちゃかっこいいんですがLPもデータ販売もどこを探しても見つからず。欲しい。
ミニマル好きにおススメです。
(新宿ジャズ館 長門)
砂原良徳
Lovebeat
CD
アナログでリリースして欲しいと願い続けて20年。遂にヴァイナルリリース決定! 1999年に電気グルーヴを抜けて初のソロアルバムは唯一無二のエレクトロニック作品だった・・・。ハードテクノやミニマルテクノ、ニューウェイブ・リバイバル、あるいはエレクトロニカ/クリックがモードだった当時、類似作品はまったくなかった。透き通った電子音とエレクトロビートは、KRAFTWERKとYMOが記したテクノが時を経て進化し結晶化したような美しい電子音響作品。
個人的にも20年に渡る愛聴盤で初めてオーディオを組んだときに、ショップにCDを持っていって組合せを聴き比べて判断したほど。
次の20年も愛・し続けます、このビート。
(営業部 猪股)
Jacob's Optical Stairway
Jacob's Optical Stairway
CD
DRUM&BASSが盛り上がっていた1995年当時に、4HEROのDEGOとMARK MACがデトロイトテクノのフュージョン面をDRUM&BASSで展開した唯一のアルバム。旧約聖書から引用されたアーティスト名の通り、神秘的かつ瞑想的なストリングスとキーボードによる旋律。当時はフュージョンとしてではなく「JAZZY」としてデトロイトテクノ・リスナーにアプローチしていた記憶(MODEL500のJUAN ATKINSが1曲参加)。2021年今にジャストなアルバム!
(営業部 猪股)
Studio 1
Studio 1
CD
MIKE INK、LOVE INC、GAS、WASSERMANNはじめ多くの名義で作品を作り続けてきたWolfgang Voigt によるミニマムなテクノプロジェクトがSTUDIO 1。名前通り、サウンドシステム映えする低音と極小のリズムが反復するドイツからDANIEL BELLへの返答。クラブで一度聴けばその凄さがわかる、という典型のようなアートフォーム。1997年に川崎のクラブチッタでMIKE INKのライヴでその虜になりました。12インチのシリーズはゼロ年代後半からのミニマルテクノのシーンで再発見、DJが中古を探し続けていた記憶。
(営業部 猪股) 
Richard Devine
Systik
12"
2020年にリリースされた4曲入りEP。
全曲ライブ演奏をマルチトラックレコーディング一発録りで完成させたという本作は、モジュラーシンセはもとよりTB303を2台使用したビキビキのサウンドが際立つアシッドエクスペリメンタルミュージック。
Richard Devineの作品の中で最もダンスミュージック寄りなアルバムでありながらもお馴染みのグリッチサウンドもたっぷり聴かせてくれます。
波形が積み重なってできたようなジャケットデザインもこのアルバムのイメージに合っていてたまらなくカッコいいです。
(新宿ジャズ館 斉藤)

ZZZ FEAT. 1-DRINK
99.9(%)
(10Inch)
最近買った1枚、DJ Nozakiによる別名義のZZZ。元◯◯ドリのラッパーKuro-◯viこと現◯◯ドリさん(DJ 1-Drink AKA 石黒景太=Nude Boy Of The House)をフィーチャーしている本作。
原始的なリズムマシンの上で怒号が飛び交うB2が特にオススメです。
(北浦和店 増田)
Plug
Drum'N'Bass For Papa
LP
1996年リリースのLuke Vibertの変名プロジェクトによる作品。
ジャケットに写っているのが父だそうで、職業はマジシャンだそう。
このアルバムを聴いてドラムンにハマる人は多いはず。
(新宿ジャズ館 長門)
Rhythm & Sound
W/The Artists
CD
春夏秋冬、それぞれの季節にピッタリはまる音楽がありますが、私にとって夏といえばコレ。
今若者中心に流行っている「chill」って言葉だけでは形容できない深さがここにはあります。
インスト盤もあるけど、VOCALが好きなのでこの1枚は大好き。
ドバイで聴いたことありますが、最高でした。気温が高ければ比例して良さが増す感じがします。
(下北沢クラブミュージックショップ 高橋)
PHENOMENAL HANDCLAP BAND
PHB REMIX EP (DANNY KRIVIT/RAY MANG)
12"
昨年リリースのフロアバンガー!私のお気に入りはB1:Riot(Cooper Saver Remix)で、Back to 80'sなハイエナジー感がたまりません。最近はこのような80's~90's文化が再評価されていますしね。ピチピチボディスーツ来たダンサーが躍動する系の映像でMVを作ってほしいです。
(町田店 三浦)
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