【コラム】ユニオン散歩 - スタッフチョイス (CLUB/DANCE/ELECTRONIC)
ディスクユニオンのスタッフが個人的なオススメを紹介するコラム 第六回。
クラブミュージック、ダンスミュージックの視点で、購入したレコード、中古盤屋で発見したレアな一枚、友達から譲り受けた想い出ワックス、お金に困って売ってしまったあの一枚、あるいはデジタルで購入した音源などをセレクトしていきます。
Joe
Thinkin About
(12")
Fourtet主宰のText RecordsからBobby McFerrinの「Thinkin' About Your Body」ネタの中毒性のあるやばいトラックです。
BoilerRoomでFourtetがこの曲をかけた瞬間、観客が盛り上がりすぎて針が飛んでいたのが印象的です。
この曲も含め、FourtetのDJセットも最高なのでぜひ見てみてください!
(神保町店 坂本)
Joe - Thinkin About
Four Tet Boiler Room London DJ Set
M.T. aka bayaka feat,Reinaldo Pineda
Mi Latino Americana Flor - Dub Mix -
(12")
2000年作。Acid Jazzムーブメントを通過して後のAbstractシーンに繋がるような
作品が多くリリースされていた当時のFuture Jazzシーン。bayakaによる本作も
Latinフィーリングの上物にダーティーなビートが絡むDeep House好作。
要所要所で挟まれるブレイクや表情豊かな展開から生まれる音像が秀逸。
時が経った今もDetroitハウサーが積極的にセットに組み込む程、Classicなトラックに。
(新宿ジャズ館 田中)
Baaz
Whatabouttalkabout
(12")
ベルリン在住の作家 Baazによる低空飛行系Beatdown House。
スポークンワードのループ・ザラついたビートなど、
Detriotシーンからの影響を強く感じさせつつも
どこかスッキリと落ち着いた印象のモダンなトラックはとても味わい深い。
本盤には先日惜しくも亡くなってしまったSoulphictionが関わる浮遊感のあるトラックも収録。
(新宿ジャズ館 田中)
Sello
Everyday House
(12")
Jazz Crossover系の老舗Compost RecordsのサブレーベルCompost Blackからピック。
一聴するとミニマルでシンプルなビートながら、太いベースラインとハイハットやヴォイスサンプルの
上物が混ざり合い、独特の陶酔感のあるGrooveを生み出すSelloによるDopeチューン。
(新宿ジャズ館 田中)
EDB
The Bow Chock
(12")
Deep House,Broken Beatsのベテランアーティストのみならず、
ニューフェイスも積極的にフックアップするイタリアのMother Tongue RecordsからEDBの1stリリース。
ベースラインが強調されたゆったりとしたBPMのBeatdown House。
エレピ・パーカッション、ギターが絡むメロディーが音楽性の高さを感じられるリラックチューンにまとまっています。
(新宿ジャズ館 田中)
K15
Sunbeams
(10")
Floating Points主宰レーベルEgloからUKのK15リリース作。
跳ねるパーカッションやクイーカにエレピのコードワークのバランスが素晴らしい
Brazilian fusionをエレクトニックなBroken Beatsナンバーに仕立てたトラック。
コズミックでいて疾走感のあるトラックはNu Jazz〜Deep House跨いで楽しめる一曲に。
(新宿ジャズ館 田中)
JOEY BELRAM
PLACES
(CD/2LP)
NYが生んだテクノ・ヒーロー、JOEY BELTRAM。ヒップホップ/エレクトロのDJとして12才からキャリアを積み、後にシカゴハウスと出会い、ハウス/テクノへと傾倒していく。
レイヴ・クラシック"Energy Flash"は未だリプレスされ続ける名曲ですが、今回は1995年にベルリンのTRESORからリリースしたアルバム「PLACES」をピックアップ。
ハードテクノ、ミニマル全盛期に発表された本作は、テクノにおけるFUNKYさとは何か?という問いに対する答えとして最高の一枚。全ての音がリズムの美学に全振りされ、絶妙な隙間とズレが生み出すグルーヴは至高の域だと思うのです。
"Instant"、"GameForm"はシングルカットもされ、本作を代表するトラックですが、特に見逃せないのが"Floaters"。JEFF MILLSも当時来日し今は無き新宿リキッドルームでプレイ。
この動画の8:15ぐらいから見て震えてほしい・・・。
(営業部 猪股)
CARI LEKEBUSCH
VANSTERPRASSEL ME
(12")
90年代後半のハードテクノシーンを牽引したスウェーデンの重鎮カリレケことCARI LEKEBUSCH。
ハードテクノのリズムの実験を繰り広げていた1997年当時を代表する一枚。
4つ打ちでミニマルでありながら、パターンを刻めないドラムとキック。潰れまくったサウンドが真っ暗なフロアに反響しまくっていた思い出。
(営業部 猪股)
DEEP FOREST
MARTA'S SONG
12"
フランスのアンビエント/ニューエイジ・デュオ DEEP FORESTの1995年アルバム「BOHEME」収録曲の12インチカット。ハウスシーンの重鎮 Armand Van Heldenによる "Armand's Muslim Moose Mix"が凄い。先述のJEFF MILLSの動画でもプレイされてますが、原曲のスロウなダウンテンポの声を呪術的に仕上げた最高のリミックス。前半、中盤、後半の三段階仕様でそこも最高。
(営業部 猪股)
Charles B
Lack of Love
(12")
シカゴハウスのレジェンドの一人であるAdonisプロデュースによるCharles B.
の知る人ぞ知るACIDなボーカルHOUSEの傑作"Lack Of Love"。
うねるアシッドなベースラインに、ドラッギーでソウルフルなボーカルが乗っかって
ヴォーカルハウス、アシッドハウスのいいところだけをとったような仕上がりです。
(北浦和店 増田)
GENESIS OWUSU
SMILING WITH NO TEETH
LP
ガーナ生まれオーストラリア拠点のアーティスト/ラッパーGENESIS OWUSUのフル・アルバム。
金歯のジャケット見るだけだとギャングスタ・ラップ風ですが、実際はHIATUS KAIYOTE近辺で活躍するラッパー。
PRINCEへの憧れを公言する通り、ブラック・ミュージック、ポップソング、ジャズ、ファンク、ポスト・パンク、エレクトロまで理路整然されたPRINCE的音楽センスが花開いた個人的今年1番のラップ・アルバム
(営業部 山口)
WOMACK & WOMACK
MPB (MISSIN' PERSONS BUREAU)
(12")
オリジナルシングルより、フランキー・ナックルズワークの2曲をピックアップし45回転で再発したものです。
ルーマニア系のストイックなミニマルなテクノも最高ですが、A面の"Paradise Ballroom Mix"のような1曲内で起承転結があるハウスもやっぱり最高です。
最近は、ジャズの再発に力を入れているMelodies Internationalですがこっち路線もまだまだ期待したいです。
(神保町店 坂本)
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