UKハウスを象徴するアーティストとなったロメア5枚目のアルバム
得意とするハウスのみならず、卓越したサンプリングセンスでビート作品も輝く、目まぐるしい展開を魅せる5枚目のアルバム『Oblivion』を発表。
現代が抱える大きな問いと向き合う物語を紡いでいく、濃いテーマと楽曲で傑作をこれまたリリース。
2015年2月にリリースされたデビュー・アルバム『Projections』がDJ Mag誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出され、ハウス・リヴァイヴァルの象徴的存在として各メディアから熱烈な賞賛を浴びた気鋭ロメア。
ダウンテンポ、ブロークンビート、バブリングするグルーヴ、そして陰鬱な音の回想を織り交ぜながら、地球とテクノロジーが迎える転換点、社会正義をめぐる闘い、そして私たちの存在を支配する権力構造――そうしたテーマがアルバム全体を貫いている。
彼のトレードマークであるサンプル素材は、これまで通り録音音楽の歴史をはるか遠くまで遡る。しかし今回は、それらが単なる音の素材としてではなく、時代を読み解くための文脈の中に置かれている。
ドイツ語で朗読されるゲーテの『至福の憧れ(Blessed Longing)』にビートを乗せる。
古いドキュメンタリーからサンプリングした素材をSF的な音響へと加工し豊潤なトリップホップ。
力強いブーンバップのステップを刻みヒップホップビート。
Aphex Twinの『Syro』のようなハイファイなアシッド・テクノ。
ロメアを象徴するグルーヴィーなハウス……。
激しい展開、情報と感情が洪水のように押し寄せるRomareの音世界を『Oblivion』は、彼独自の鮮やかで創造性に満ちたサウンド世界を通して、現代社会そのものを見つめ直す作品となっている。
アルバムのアートワークもまた、Fairhurstの思考プロセスを視覚化したものだ。エドヴァルド・ムンクの象徴的な《叫び》に加え、フィリップ・ハルスマンとサルバドール・ダリによる《Voluptuous Death》から着想を得て、『Oblivion』が扱うテーマを視覚的に表現している。
トラックリスト:
A1. War Path
A2. Take Us
A3. Computer Love
B1. Machines
B2. They Love It
B3. The Need
C1. Breathe
C2. Deeds, Not Words
C3. Fearful Symmetry
D1. Questions
D2. Change
D3. The Last Lullaby
D4. Light of Imagination
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