1990年代ジャパニーズ・アンダーグラウンド・ミュージック / カルチャーの貴重な記録。 ONGAKU OTAKU 音楽おたく
1990年代半ば、日本のアンダーグラウンド・ミュージック / カルチャーを広めるため、MASON JONESが刊行した伝説的カルト・マガジン『ONGAKU OTAKU』(音楽おたく)。1995年に創刊され、年4回発行された後に廃刊となり、現在は入手困難となっている全号が、KORM PLASTICSよりコンプリート・エディションとして登場。
カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とし、日本で生み出されている魅力的なインディーズ・ミュージックの情報を広めることを目的とした『ONGAKU OTAKU』はAUBE、CORNELIUS、山本精一(BOREDOMS、ROVO、想い出波止場)、SHIZUKA、JOJO広重(非常階段、アルケミー・レコード)、MELT-BANANA、RUINS、KK NULLなど、数多くのアーティストに関する情報を発信する強力な媒体として機能。アルケミー・レコード、ゴッド・マウンテン、P.S.F、TAG RAGといった日本から世界へと発信されたバンドたち。『ONGAKU OTAKU』は、そのシーンを捉え、創刊号は1994年から1995年の冬にコピー機を使用した粗削りな雑誌として登場した。(2001年の第4号では洗練されたタイポグラフィと完成度の高いライヴ・フォトを掲載した完成度の高い雑誌として出版)創刊から終刊に至るまで、その編集センスは一貫して独特なものであり、日本ツアー中に直接行われたインタヴュー、濃密なツアー日記(難波ベアーズでのバックステージでの会話や、INCAPACITANTSの深夜のノイズ・セッション)、MONELLAPHONE CASSETTESやJAPAN OVERSEASといったレーベルの紹介、缶コーヒーやチューインガムのミニ・レビュー、そして今や変貌しつつある都市のタイムカプセルとして読み取れる東京のレコード店やライヴ会場ガイドなどなど…。第2号には、日本のノイズへのアプローチが欧米のそれとはどう異なるのかを解明しようとするエッセイが掲載された。
STUDIO BERTINがデザインを手掛けた本エディションには、広告やレイアウトの独特な趣きまで忠実に再現し、全4号を524ページに掲載。1990年代のジャパニーズ・アンダーグラウンド・ミュージック / カルチャーの貴重な記録を是非ともお手に取ってみてください。
全編英語表記 / ハード・カヴァー / 527ページ / 21×27cm
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