フレンチヒップホップの注目作品が続々登場!!
フランス北部トゥールコワン出身のラッパー、BEN PLGによる心地よく温かな感覚を込めた2026年作『L’HISTOIRE SANS FIN』
『L’HISTOIRE SANS FIN』で、BEN PLGは新たな節目へと到達する。より緻密さを増したライティングとメッセージを通して、アーティストは個人的な感情と普遍的なテーマを、これまで以上の誠実さで融合させている。
キャリア初期から彼の音楽を特徴づけてきた、飾らないながらも希望を失わない日常の描写は、本作でひとつの中心的なテーマによって支えられている。それは、人生とは新たに始めることを繰り返す終わりのないサイクルであるという考えだ。SOULFULで力強く、光に満ちた本作は、どれだけ困難な状況でも、それと向き合うことには常に価値があると伝えている。45分にわたる作品にはORELSAN、CAMILLE YEMBE、MATHILDEが客演し、その全編を包み込むような心地よく温かな感覚をさらに強めている。
前作は25,000枚を超えるセールス、5,000万回以上のストリーミング、そしてオランピアでの公演をクライマックスとする全50公演のツアーを記録するなど、温かい反響を獲得した。
(メーカーインフォメーションより翻訳)
ベルギー・リエージュ出身のラッパーABSOLEMによる2026年作品『CHAMPAGNE EN CANETTE』
『CHAMPAGNE EN CANETTE』は、ABSOLEMというアーティストのすべてを凝縮したような楽曲である。成功への強い意志を胸に音楽の世界へ飛び込んだリエージュの青年としてのHUSTLEと、二つの境遇の間で生きる現在の彼、その双方を映し出している。華やかな成功の中にあっても決して完全にCHICではなく、かつて長く身を置いていた奔放な生活や少年時代の価値観とも、もはや完全には噛み合わない。そこには過去数年間と歩んできた道のりを振り返る分析と、これから進むべき道、そして人生の目標までに残された距離を自覚する姿がある。
本作でABSOLEMは、極めて現実的な不安や恐れをさらけ出しながら、セカンド・ディグリーを盾のように用いて、自身の不安をかわすように物語を紡いでいる。30歳に近づく人々が抱える馴染み深い不安を背景にしながらも、『CHAMPAGNE EN CANETTE』は、自分が何者で、何を象徴し、どこへ向かいたいのかをようやく理解したアーティストの開花を思わせる作品である。
そのため、本作の大半はBITUME CAVIARでも活動するDEE EYEがプロデュースし、JEANJASSの協力によるディレクションを通して、2026年のABSOLEMに呼応するさまざまな音楽的な色合いを生み出している。さらにISHA、BEN PLG、EDGE、PEET、FERDIらもこの物語に参加。これまでの歩みとこれからの道を描いた本作は、最後にはシャンパンを開ける理由を与えてくれる一作となっている。
(メーカーインフォメーションより翻訳)
フランス・パリを拠点に活動するラッパー/ギタリスト、A2Hによる多彩な音楽的探求を経て、自身の原点へ立ち返った作品『LES GOSSES EFFRAYES』
A2Hは2010年代初頭からRAPを中心に活動し、これまで9枚のアルバムを発表。自身のギター演奏を活かしながら、POP、INDIE、ROCKなどへ音楽性を広げ、2022年の『ULTRA-SENSIBLE』ではそのアプローチをさらに深めてきた。2024年にはオランピアでの公演を成功させ、2025年の『REWORKS』では自身の代表曲をギター/ヴォーカル中心に再構築。2026年には再びRAPを軸とした作品へと舵を切り、これまでの音楽的経験を取り込んだ新たなフェーズへ進んでいる。
そんなA2Hによる2026年の新作が『LES GOSSES EFFRAYES』。全13曲を収録し、JUNGLE JACK、ZEK、DAU、BENJAMIN EPPS、DINAA、FERDI、BLYNK、JEREMIAH、MIA OUDら多彩なアーティストが参加。A2HとCLYDE BESSIが全編をプロデュースし、オーガニックなサウンドを志向した作品なっている。
リリックでは、30代を迎えた自身の人生を背景に、親になることへの戸惑い、大人としての責任、恐れ、過去の過ち、恋愛などを率直に描写。さらに抑圧、ファシズム、人種差別、戦争といった社会的テーマにも踏み込み、個人的な経験と社会への視線を並行して描き出している。近年の多彩な音楽的探求を経て、RAPという自身の原点へ立ち返った一作である。
フランス・セートを拠点に長年活動を続けるラッパー、DEMI PORTIONと、フランスのビートメイカー/プロデューサー、MEHSAHがタッグを組んだ初の共同アルバム『ON S'EN SOUVIENT』
1995年にラップ・デュオLes Grandes Gueulesとして活動を開始し、その後ソロとして数々の作品を発表してきたDEMI PORTION。自身が主催するDemi Festivalを10年以上にわたり開催するなど、独立したスタンスを貫きながらフランスのヒップホップシーンで存在感を築いてきた。2026年2月には日本のラッパーISH-ONEと「SHIVUYA」を東京でレコーディング/撮影するなど、国境を越えた活動も展開している。
一方のMEHSAHは、父親のレコードや「Music 2000」を入口に独学でビートメイクを始め、フランスのラップ作品を中心にプロデュースを重ねてきたビートメイカーである。
そんな二人が2026年に初めて本格的にタッグを組んだのが『ON S'EN SOUVIENT』。全10曲を収録し、過去の記憶、ディスク、映像、そしてヒップホップという文化そのものへの愛着を作品の軸に据えている。
先立って公開されている「LUNATIC」と「ON N'OUBLIE PAS, PT. 2」は、ともに本作の方向性を示す重要な楽曲である。「LUNATIC」では、重厚なビートを背景にDEMI PORTIONの飾らないラップを際立たせ、フランス語ラップのクラシックへの敬意をにじませた仕上がり。一方、「ON N'OUBLIE PAS, PT. 2」ではMEHSAHによるジャジーなサウンドの上で、DEMI PORTIONがフランス語ラップの歴史や自身を形作ってきたアーティストたちへの敬意を次々と綴り、カセット、Minitel、90年代の記憶など、自身が歩んできた時代の空気まで呼び起こしている。アルバムの告知映像にもLunatic『MAUVAIS ŒIL』のヴァイナルが登場するなど、90年代末~2000年代初頭のフレンチヒップホップへの敬意を随所に込めながら、二人が積み重ねてきた記憶とヒップホップへの愛情を凝縮した、注目のコラボレーション作品である。
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