5枚目のアルバム『Passage Of Time』を数量限定のLPとCD、配信でリリースするMC INNOCENSEのインタヴュー!!


今回は全てのBeatとプロダクションを海外アーティストや映画祭とのコラボやSpotify等で複数のプレイリストにINを重ねている注目のbeatmaker奈良の法斎beatsが手掛けている。LPとCDには INNOCENSEの人気曲Still Standing feat. NAJIMIのRemix曲も特別に収録。またCDには各楽曲のINSTも収録。またアートワークに関しては、NYで数多のアーティストやリアルなストリートスナップを収めた212MAGの制作と大阪の堀江でギャラリーを営み、ストリートで支持を集めるTETSUYA SHIMOYAMAによるLP、CD、デジタル配信でジャケットのデザインが全て違う豪華な仕様となっている。BeatはHIPHOPだけでなく、Dance Musicの要素も多分に取り入れた様々なスタイルの楽曲に経験により裏打ちされたINNOCENSEのリリシズムが見事に絡み合った作品となっている。
このアルバムが示しているのは、日々の暮らしの中、抑圧された感情を音楽で解放し、誰かじゃなく自分に集中することが目指した理想に近づくための道であり、継続することの大切さや共鳴した仲間や人生の教訓を教えてくれた恩人への感謝を綴っている。アルバムのタイトルが表すように時の経過が生み出す熟成された生き様のマイルストーン!!
そんなINNOCENSEのスペシャルインタヴュー!!
Q. 今回のアルバムのタイトルの意味やテーマについて教えてください。
アルバムのタイトルになってる 「Passage Of Time」って時の経過って意味なんですけど、経験や積み重ねてきた時間って買うこともできないし、誰かによって曲げることもできない事実だし、生きた証だと思うんです。
今回が5枚目のアルバムになるんですけど、マイクをもって20年以上経つので、リリックの内容、ラップスキル、選ぶBeatのセンスとか、ここまで続けてきてるからこそ生み出せる作品を提示したいなと。
このアルバムのテーマとしては、今って普通に生きてるだけでも色々と葛藤や負の感情とかって生まれてしまうものだと思うんですけど、音楽ってそれを解放してくれるもので、曲を聞いてる間は、その世界の中に入って日常からトリップできるものだと思うんです。
アルバムを聞き終わった後には、旅から帰ってきた時みたいなところへ連れていけたらと思っています。
他の誰かじゃなくて、自分に集中することが目指した理想に近づくための方法やし、継続することでしか辿りつけないところがあるから、自分の信じる道を歩いてる人達にエネルギーを与えることがこの作品でできたら最高です。
Beatの法斎Beatsくん、アートワークのTetsくん、Feat MCのNAIJMIにLow The Clown、たくさんの人の力を借りて創りあげることができた作品です。
Q. アルバム制作に至った経緯は?
奈良のイベントで法歳Beatsくんに出会えたことが大きいですね。そこでBeatを聞かせてもらって、その中の1曲にすごく惹かれて一緒に曲を創りました。
それが最初に創った曲で、先行シングルに選んだ Drive In All Night Driving All Right です。
俺も法歳BeatsくんもHIPHOPだけじゃなくて、他のDance musicも聞く感じで相性の良さを感じてました。他のBeatを何曲か聞かせてもらってる内に、2,3曲スムーズに完成していって、このままアルバム創っちゃいましょうってなって完成しました。
俺はBeatを聞いて、その曲のイメージからリリックを書く方が良い感じに降りてくるタイプなんで、FeelできるBeatじゃないと筆が進まないので、ほんまに感謝してます。
お互い、曲のコンセプトやどんな思いをこめて創った曲なのかを共有しながら制作できて、すごく楽しかったです。1曲、1曲全部違う色の楽曲なんやけど、繰り返して聞きたくなるような、すごくまとまったアルバムになったと思います。
Q. 今回の5枚目のアルバムに関して、なぜ LPレコード、CD、デジタル配信のリリースとなったのでしょうか?
今は情報が溢れている時代で、すぐにリリースした作品が流れていってしまうので、デジタル配信だけじゃ、味気ないなって最近のリリースで感じてたんで、フィジカルで出す形をとりました。
俺は昭和58年の早生まれで、43歳なんですけど、若手の頃に世話になったリスペクトしてる先輩達から、レコードをきって初めて一人前のMCだと口うるさく教育されて(笑)
おかげさまで20代の時に最初に出したアルバムからレコードとCDをリリースしました。
あと今年の少し前に、7inchレコードを自主制作して、LIVE会場やオフィシャルショップ限定で自分からしか買えへん形で販売したんですけど、行ったこともない街のDJが買ってくれて、その友人のDJ達に拡がっていったり、俺の友人のDJやレコード好きな人がやべぇやんって喜んでくれて、DJで現場で回してくれたりして、レコードを創ってすごく良かったって感じることができたんです。
そこで、俺が作品を届けたい人って音楽を愛してるDJやプレイヤー、リスナーなんやなって改めて気づくことができました。レコードって、そういう人に一番届く媒体だと思うんで、今回も気合いを入れて創りました!
Q. その LPレコード、CDには配信にはない特典とか媒体ならではの仕掛けってありますか?
LPレコードとCDには配信には未収録の 「Still Satanding feat NAJIMI 法歳Beats Remix」が収録されています。
CDには全曲のINSTも収録しています。
LPレコードは、ばっちりアナログ用のMIX&Masteringをして、レコードならではの丸くてぶっとい音に仕上げてます。アートワーク付きの歌詞カードが入っていたり、ジャケットの表と裏面も含めて、時の流れを表現できるような仕掛けをしています。
Q. ジャケットのアートワークがリリース媒体ごとに違う豪華な仕様になっている経緯は?
アートワークを手掛けてくれてるTetsくんと最初はアナログのフィルムカメラで撮ろうって話になってて、光がたくさん入る方が良いから午前中から撮影で動こうって段取りで集合して、いざ撮影してみるとアナログのカメラが偶然、壊れてしまっていて。
Tetsくんがカメラ屋に行って修理を依頼するところからその日は始まったんですけど、当日に修理できる感じじゃなくて。予備で何かあった時のために、デジタルのカメラも持って来てくれてたんです。
撮影してた時期が雨が多い季節で撮影できそうな日が直近でその日くらいしかなくて、急遽プランを変更して、デジタルで撮影をする形になりました。
デジタルだと夜の撮影も対応できるってことで、1日をかけて昼くらいから夕方を経て夜まで、俺が普段過ごしてるエリアで撮影しました。
昼の撮影が終わり、日が落ちるまで時間があって、休憩中に夜のシーンの撮影までに時間があるからどうしよっかってなって。
俺の住む街に船着き場があるんですけど、運良く最後の1本、ショートコースで大阪城まで行ける船が運行してて、せっかくやし乗ろっかって話になって、大阪城へ船で向かいました。そのおかげでレコードのメインジャケットになったあの写真が撮影できました。
全てのジャケットのアートワークを変えて「時の経過」ってアルバムのコンセプトに合わせようってアイディアはTetsくんが提案してくれたもので、めっちゃええやんってなって媒体ごとにジャケットの違う豪華仕様になりました。
各媒体ごとのジャケットも完成した後で、最後にこのアルバムに入れるキャッチコピーみたいなのをポスターに入れようって話になって、何かアルバムの中のパンチライン選ぼうぜって話になって、最後の曲のリリックで「時間の経過が生んでくREAL 誰かの隙間を誰かが埋める」を選んだんですけど、全てがそこで繋がったように感じました。
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