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ヂ・ステファーノ:ブラジル・シーン活躍する頭角を現すトップ・ドラマーが繰り広げる、魅惑のインスト・リーダー・アルバム。今をときめくアンドレ・メマーリも参加。
■2014年 再プレス仕様■

実力巧手が数多のブラジル・セッションのコミュニティーで知られるドラム&パーカッション奏者、ヂ・ステファーノ。90年代末より頭角を現す。朋友のベースシスト:アルトゥール・マイアのレコーディング/セッションにてファースト・コールの存在となり、一躍その名を知られることとなる名手だ。作曲/アレンジ、プログラミングなどの才覚も持ち合わせ、2009年にはリーダー初作をリリース。自らのプレイスタイルを組成したバックグラウンドを、コンポーズ・ワークにも反映させたオリジナル・レパートリーを収録し、テクニックに頼らない表情豊かなドラミングと、ブラジル人らしいホットなアタックが、全体をまとめ上げる最良のジャム・セッションが話題となった逸材だ。そんなヂ・ステファーノのセカンド・アルバムがこちら。親交のある名手プレイヤーが好サポートを得た、全オリジナルによる美的感動と興奮を呼び覚ます素晴らしいジャズ・ブラジレイロ作品に仕上がっている。

今とときめくアンドレ・メマーリのピアノをフィーチュアした麗しいオープニング・トラックから「ハチロク」のリズムをベースにヒカルド・シルヴェイラのギターが心地良く鳴るM2、アコーディオンを配しスタイリッシュなバイアォンを演じるM3から一転、M4は本格派の4ビート・ジャズへと流れる展開もスリリング。先述のアルトゥール・マイアのベース、そしてサキソフォン才人マルセロ・マルチンスとのセッションによるシックなアフタヌーン・インスト・ナンバーM5、ソン/モントゥーノのソフトなリズム・パターンが印象的なM6へと続き、ミディアム・ボサノヴァM7、バンビーなファンク・ジャズM8、バンドネオンをリードにしたディープなノルデスチ・トラックM9、ラストのタイトル・トラックまでと、全編に渡り瑞々しく響き渡る素晴らしい構成。音楽人としての性も然ることながら、その人柄の優しさまで浮き彫りになり、心の奥底にまで染み込んでくるような好演の数々に、ブラジル・インストゥルメンタルの本質的な魅力を捉えることができる。


■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
ミナスジェライス州出身の若きドラム奏者Di Stéffano。その技術と音楽理論をPascoal Meirelles、Kiko Freitas など、ブラジルのトップドラマーより習得した経験を持ち、João Donato やRoberta Sá といったビッグネームとの共演も記憶に新しい。ソロ名義3 作目となる本作はJoyce Moreno と共に来日を果たし日本国内に多くのファンを持つピアニストAndré Mehmari やCésar Camargo Mariano の息子でDjavan、Ivete Sangalo、 Jorge AragãoをサポートしOscar Castro Neves、Paula Lima などとやはり来日経験を持つベーシスト Marcelo Mariano といったミュージシャンを中心にファンキーな楽曲からポップミュージックのセンスが溢れる楽曲まで彼独自のサウンドを展開。
(ディスクガイド・レビューより)





【MUSICIANS】
DI STÉFFANO – drums, percussion

ANDRÉ MEHMARI – acoustic piano
VITOR GONÇALVES – acoustic piano
DOMINIQUE FILLON – piano, rhodes
GLAUTON CAMPELO – keyboad
ADELSON VIANNA – accordeon

ALEX ROCHA – acoustic bass
RÔMULO GOMES – acoustic bass
ARTHUR MAIA – fretless bass
NEMA ANTUNES – electirc bass
MARCELO MARIANO – electric bass
HAMILTOM PINHEIRO – electirc bass

JUBILEU FILHO - strings guitar
SÉRGIO FARIAS – strings guitar
RICARDO SILVEIRA – guitar
CLAUBER FABRE – guitar

FABINHO COSTA – trumpet
BRUNO SANTOS – fluguel horn
MARCELO MARTINS – tenor sax
JOSUÉ LOPEZ – tenor sax

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