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東かおる(ヴォーカル)・西山瞳(ピアノ)共同名義作品の2作目
インストゥルメンタルとヴォーカルの境目のない自然なアンサンブル、音色が立体的に交換されていくアレンジ
穏やかで包み込むヴォーカルと情感的なピアノにより紡ぎ出される、それぞれの顔を持つ10曲となっている。
2013年作『Travels』(東かおる/西山瞳 APLS1305)に続く、東かおる(ヴォーカル)・西山瞳(ピアノ)共同名義作品の2作目。西山瞳のオリジナル曲に、東かおるが歌詞をのせ、また、楽器としてのヴォイスをのせて歌う。
前作『Travels』は、市野元彦(ギター)、橋爪亮督(サックス)、西嶋徹(ベース)という、日本のコンテンポラリー・ジャズ・シーンの最重要メンバーで制作し、緻密でテクスチャー豊かなサウンド、技巧的な歌唱で、コンテンポラリー・ヴォーカル・アルバムとして、高い評価を受けた。
この第二弾アルバム『Faces』も前作と同じメンバーで録音。前作に引き続き、インストゥルメンタルとヴォーカルの境目のない自然なアンサンブル、音色が立体的に交換されていくアレンジ、穏やかで包み込むヴォーカルと情感的なピアノにより紡ぎ出される、それぞれの顔を持つ10曲となっている。
“リズムやメロディーや即興性よりもハーモニーが気になり始めてから、繊細でやわらかく他の音に配慮しながら、調和を生み出すような音楽に惹かれるようになった。この『Faces』ではその声色や質感を自在に変える楽器のような「声」を中心にいくつかの音が重なると、周りの空気の色合いや手触りをふっと変えるように音が響き合う。こういうやさしい刺激が鳴っているささやかでインティメイトなジャズを僕は探していた。”
(柳樂光隆)
【PERSONNEL】
東かおる Kaoru Azuma Vocal
西山瞳 Hitomi Nishiyama Piano,Compose,Arrange
市野元彦 Motohiko Ichino Guitar #1,2,3,5,7,8
西嶋徹 Toru Nishijima Bass #1,2,3,5,6,7,9
橋爪亮督 Ryosuke Hashizume Tenor & Sax #2,3,6,7,10
HITOMI NISHIYAMA / 西山瞳
1979年生まれ。2005年、横濱ジャズプロムナード・ジャズコンペティションにおいて、自己のトリオでグランプリを受賞。2006年、スウェーデン録音の 1st アルバム『キュービウム』をアミューズよりリリースし、デビュー。2007年には、日本人リーダーとして初めてストックホルム・ジャズフェスティバルに招聘され、以降 2 枚のスウェーデン録音作品をリリース。2008 年発表アルバム『パララックス』では、スイングジャーナル誌日本ジャズ賞にノミネートされる。2010 年、インターナショナル・ソングライティング・コンペティション(アメリカ)で、エントリー15,000 曲の中から自作曲「アンフォールディング・ユニバース」がジャズ部門で 3 位を受賞。2011年発表『ミュージック・イン・ユー』では、CD ジャーナル誌 2011年のベストディスクに選出されるなど、芸術作品として重厚な力作であると高い評価を得る。2015年には、ヘヴィメタルの名曲をカヴァーするユニットNHORHM を始動。アルバム『ニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル』は発売前よりヘヴィメタルとジャズ両面から話題になり、ジャンルを超えたベストセラーとなった。シリーズ続編 3 作もいずれも高評価好セールスを記録。以降、文筆活動を通じてもジャズとヘヴィメタルを横断した活動を継続中。タワーレコード運営のサイト Mikiki にて継続中の連載「鋼鉄のジャズ女」は同サイトで圧倒的人気を誇る。全国のジャズフェスティバルやコンサートホール、ライブハウスなどで演奏。これまでに 26作品のアルバムをリリースし、いずれもジャズチャート上位にランクインを続け、文筆活動を通じてのメディアの活動も多い。オリジナル曲は、高い作曲能力による緻密な構成とポップさの共存した、ジャンルを超えた独自の音楽を形成し、幅広い音楽ファンから支持されている。