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シカゴ発アヴァン/ポスト・ロックの伝説、ジョーン・オブ・アーク波乱に満ちた四半世紀に渡る歴史にピリオドを打つラスト・アルバム
※1996年シカゴにて、エモの伝説キャップンジャズを母体とし、ティム&マイクのキンセラ兄弟を中心に、より自由で冒険的なアプローチを追求するユニットとしてスタートしたジョーン・オブ・アーク(JOA)。同郷トータスらと並ぶポスト・ロック(+ポスト・ハードコア)の雄と称された初期のサウンド・フォーマットに留まることなく、結成以来唯一のコア・メンバーであるティム・キンセラとその時々に在籍したコラボレイター達とのケミストリーを活かした多種多様な作品を発表してきた。その音楽性のみならずラインナップの変化も激しく、多数のプレイヤーが去来(出戻りもOK)、本家JOAを軸にOwls、アメリカン・フットボール、メイク・ビリーヴ、Owen、ゴースツ&ウオッカ、など無数の派生ユニットを輩出し、「キンセラ系」なるタームを生んだここ日本でも数多くのアーティストに影響を与えてきた。
※ティムに加え、共にマルチ・プレイヤーであるボビー・バーグ(ベース)&セオ・カソウニス(ドラム)のリズム・セクション+αというフォーマットが固まった2000年代後半より、グループの活動はかつてなく安定化すると同時に音楽的にはこれまで以上に大胆な領域へと突入。2012年には女性ヴォーカリスト(+フェイク・ギター)、メリーナ・アウシカイティスが加入。この4名+オリジナル・メンバーであるエレクトロニクスの鬼才ジェレミー・ボイルというラインナップにて、メンバーが楽器を自在に持ち替えてのジャムを基盤に再構成された新生JOAサウンドによる『ヒーズ・ガット・ザ・ホール・ディス・ランド・イズ・ユア・ランド・イン・ヒズ・ハンズ』(2017)、『1984』(2018)の2枚のアルバムを連続リリース。結成20周年を記念した2016年の日本ツアーでも「グループ史上最強のライヴ・バンド」という印象を残す強烈なパフォーマンスを披露。
※ジェレミー、現アメリカン・フットボールのネイト・キンセラ(ミックスも)、トッド・マッティの旧メンバー、ティムの公私にわたるパートナー、ジェニー・パルス(グッド・ファック)を交え2017年より制作された、グループ史上最も在籍期間の長かった4名の名を冠したラスト・アルバム(ティム曰く「解散というより廃業」)。ティムの変則ギターが印象的な幕開けから、近作同様ジャムを中心に組み上げられたクラウト・ロックxアーリー・ヒップホップ的トラック、爆発的なロック・サウンドまで、これまでの彼らの歴史を反映したように多彩な楽曲達。メランコリックでいて辛辣、シニカルだけどユーモラス、心地よくも予測不能でスリリング。四半世紀に渡り、絶え間無く前進を続けてきた名ユニット、その波瀾に満ちた歴史のコーダに相応しい作品。
※CDフォーマットでの発売は日本のみ。海外はLP、カセット、デジタルのみ。
日本独自CD化(海外ではCD発売無し)
E式W紙ジャケット
歌詞・対訳付
JOAN OF ARC
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