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これは嬉しい! ブラジルを代表するフォホー歌手アリ・ロボの全盛期である1958-66年のキラーチューンを収めたコンピがアナログ・アフリカより登場!
ブラジル音楽への注目が日増しに高まるなかで、よりオブスキュアな音楽を求めるDJやコレクターがいま探し求めているのが、ブラジル北東部発祥の音楽=フォホーだ。その強烈なグルーヴは中毒性があり、ジルベルト・ジルやカエターノ・ヴェローゾをはじめ、ほとんどのブラジル人アーティストがそのリズムを自身の音楽に取り入れている。それゆえブラジルには狂信的なコレクターもおり、ものによっては家が一軒建つくらいの金額で取引されるものもあるらしい。そんなフォホーの魅力をキャリアを通じて体現し続けたのがこのアリ・ロボだ。
1955年に生まれ故郷のベレン州パラからリオデジャネイロへと出発。紆余曲折ありつつ1956年には当時の大手RCAビクターと無事に契約する。当時のリオはルイス・ゴンザーガの活躍もあって、アフリカ系ブラジル人の伝統に根差した北東部の音楽を受け入れ始めていた。その波に乗り、アリ・ロボも1958年から1966年まで、毎年アルバムをリリースすことになる。その中からキラーチューンばかりをコンパイルしたのが本作だ。
当時の大手と契約し、北東部出身者として例をみないほどの成功を収めたアリ・ロボ。録音は700曲以上にも上ったのだという。しかしジプシーのような心を持っていたアリ・ロボは国中を放浪し、全国を行脚。コンサートホールだけでなく、ナイトクラブやキャバレー、時にはカシャーサが飲み放題、売春婦が客を迎え夜明けまで続く高層住宅街でのパーティーにも出入りしていた。誘惑に満ちた「ドゥミモンド」な世界こそが、アリにとってのインスピレーションであり続けたのだ。
フォホーの特徴である変幻自在なサンフォーナ(アコーディオン)の音色と、速射砲のようなヴォーカルの掛け合い、そしてザブンバを中心とした地を這うような低音。アリの歌声はエネルギッシュでありながら、どこか親しみやすく、古き良き大衆芸能の香りを強く残しているのが何よりの特徴と言えるだろう。RCA時代に残した最後のアルバム『Quem É O Campeão?』(1966)に収録されたジャズボサ・チューン「Negô São」においても、その洗練されたサウンドに野趣あふれるヴォーカルで唯一無二の魅力を加えている。
アナログ・アフリカらしく貴重な写真やライナーノーツを収録。ゲートフォールド・カバーの180Gプレス、限定盤とのこと。ブラジル音楽ファン、トロピカル・ミュージック・ファンなら必携の一枚だ。
ARY LOBO / アリ・ロボ
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ARY LOBO 1958-1966
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