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「とりあえず、腹へった。」クラフトシリーズ第二弾!
SMRYTRPSのウォーミングな感触のカラフルなグッドミュージックHIP HOPに中毒者続出中!!
クラフトシリーズ第2弾!どこまでもハートウォーミングなサウンドのHIP HOPを聴かせてくれるSMRYTRPS
今回は夕闇の"パープル"をイメージし、切なくも暖かい音世界に包まれながら僕らを誘ってくれる。。。
パープル・ギガント楽曲解説
「オ レンジボヤジャーズ」からわずか3ヶ月のインターバルでリリースされる今作は、ほぼ同時期に制作され制作側からは「双子の関係にある」といわれている。夕 日の「オレンジ」のからムラサキの夕闇の時間帯をイメージして作られた「パープル」は、明るめの前作に対し、より深くビターなSMRYTRPSを楽しむ事 が出来る。SMRYTRPS同様にモンティ・パイソンをこよなく愛する詩人小林大吾(今回のカラークラフトシリーズのアートも全て請け負っている)による ユーモアに溢れたイントロ[1. 偉大な詩人による慎重なイントロダクション]で幕を開ける。井上陽水の意味深く社会派な楽曲に影響を受けて作られたという[2. ばんごはんの問題]は(晩ご飯のメニューが決まらない)という問題や(おいしいごはんを食べたいと幸せを願う事が、テレビの向こうの国の不幸を引き起こし ているとしたら)という問題まで聞く人によって様々な考えを想起させる。[3. ムラサキ=サンセット]はサムライ流マイクリレー。初冬に出す音源をどこ吹く風の(真冬のサマーチューン)ウッドベースが疾走するトラックの上に次々と MC4名が独特のボキャブラリーを披露する。[5.わたしをフェスにつれてって(ルンルンプラプラランランラン)]はクラフトシリーズに必ず収録されてい るレゲエトラックを使ったフェス讃歌。真夏のフェスの光景が思い浮かぶ。[7. マイスペース鉄道][9.Ride On FAT]はDJTKYMの初期トラック[11.ウィークエンド・オン・ザ・プラネット(地球の週末)]ラップにも関わらずどこかシティポップスの光景や FISHMANSの音像をも想起させ、深い内省的な面をかいま見せる。[15. hitomi]は和物レア・グルーブのクラッシックをメインループに。彼女の音楽を愛するメンバーが直接ライブ会場まで彼女に音源を届けにいっ た。[16. ときどきミュージシシャン]はDJ TKYMのニュースクール的なトラックの上で、日頃音楽やラップについての話題を直接ラップの題材としない(これがSMRYTRPSの楽曲の独自性を決定 づけている特徴の一つともいえる)彼らが最後の曲で唯一音楽への真摯な態度をかいま見せる。「いつもはやらないんだけど、たまにはこういう曲も必要かと」 とはゾエの弁。
《SMRYTRPS(サムライトループス)プロフィール》
タカツキ/ゾエ/ゾム/セミーの4MCとDJの TKYMからなるヒップホップグループ(かつてはメテオやY.O.G.も在籍)。インディー盤「ことばのおんがく」(2004)が話題になり 「BEATNIKS」(2006)でメジャーデビュー、独特の音楽性と等身大で飾りのないラップで評判を集め各紙のベストアルバムやベストアーティストと して選出され各地のフェスやライブ会場に出没。メジャー活動と並行してミックスCD「Word is Brown」(2008)を自主流出。衰退著しいパッケージ業界の中、脅威的なロングセールス、パーソナルで根強い人気を証明する。公式な新音源集の発表 が待ち望まれる中、配信時代のパッケージのあり方としてシングル/アルバムの収録単位にこだわらない「クラフト」シリーズを提案。2011年9月に「オレ ンジボヤジャーズ」をリリース。3ヶ月後の12月には2枚目のクラフト「パープル・ギガント」をリリース。メジャー/ストリート、ジャンルをまたぎぐ彼ら の自由な音楽を愛する人は世代を超えて多岐に渡る。
SMRYTRPS (SAMURAI TROOPS) / サムライトループス