2,189円(税込)
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グルーポ・ウンで活躍したカルト・ピアノ奏者レロ・ナサリオが、87年に録音した隠れたインストの名盤が復刻。レロの長尺曲コンポーザー資質、そして卓越したタッチも然ることながら、特筆は当時、ブラジルのトップ・インスト・ユニット「パウ・ブラジル」のメンバーを実質的なバックに据えたこと。日本のフュージョン・ユニット「カシオペア」とも親交があり、テコ・カルドーゾやホドルフォ・ストロエテールといった後のジョイス・バンドのサポート、そしてガット奏者としても著名な達人パウロ・ベリナッチを擁する。ブラジル的インプロヴィゼーションと前衛的サウンド・クリエイトが調和した傑作。89年リリースのオリジナルLPには未収録の2曲をボーナスで追加。こちらも素晴らしい!!
(オリジナル・ジャケット)
■ブラジル・インストゥルメンタル・ミュージック・ディスクガイド掲載品■
1980 年前後に活動したカルト・グループGrupo Umの中心人物であり、Hermeto Pascoal グループにも参加経験を持つ鍵盤奏者のLelo Nazário。Grupo Um は3 枚の作品を発表後に解散したが、Lelo は自分のスタジオを設立して自主制作作品をリリース、日本語をサンプリングした12inch の『Discurso Aos Objetos /Balada Unidimensional』は当時の前衛音楽界にも大きな衝撃を与えた。3 枚目となる本作は、Pau Brasil のメンバーを迎えたコンテンポラリー・ジャズだ。2002年にボーナストラック2 曲(1991 年と1996 年に収録)を追加しCD 化された。近年はGrupo Um の元メンバーで実兄のEduardo とDuo Nazário を結成、相変わらずのアヴァンギャルド振りを発揮している。
(ディスクガイド・レビューより)
LELO NAZARIO / レロ・ナザリオ