ザ・ミーティング(LTD)

CHICK COREA & FRIEDRICH GULDA チック・コリア & フリードリヒ・グルダ

TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION

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1,257円(税込)

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レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
PROC2340
通販番号
CL-1008328084
発売日
2021年06月16日
EAN
4988031436271
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商品詳細情報

こちらの商品はタワーレコード様企画商品ですが、限定販売期間が解除されましたので、ディスクユニオンでも新品のご注文を承れます。
限定生産となっておりますので、制作元完売の際は何卒ご容赦ください。



チック・コリア追悼盤。
鬼才グルダとの初共演となった1982年のミュンヘンでの記念碑的な即興ライヴを約27年振りに国内盤で復刻。
PHILIPS原盤


★2021年2月に亡くなったチック・コリアと、クラシックに留まらず自作のジャズや作曲も手掛けた鬼才フリードリヒ・グルダとの初共演となった1982年6月27日のライヴが、国内盤で約27年振りに復活。「ミュンヘン・ピアノの夏」と題されたこの日の演奏会の全容はARTHAUSレーベルから発売済であり映像で確認することできますが、この日は第1部でグルダのソロで即興やモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番等が演奏され、第2部でチック・コリアがソロで登場、そして第3部で両者が初共演を果たしたようです。

当時の経緯等は今回の序文解説にある矢澤孝樹氏の記述に詳細が掲載されています。それによると、元々グルダのコンサートにチック・コリアが招待されたことでこのステージが実現したとのこと。どうもチック・コリアは演奏前に事前にグルダに会いたかったようですが、グルダはあえてステージ上で"会う"ことを選択し、演奏時に本当の即興を望んだと思われます。その結果は鮮烈で、挑発的なグルダとそれに柔軟に応えるチック・コリアが聳え立ち、両者の対話がスリリングに進行して様は圧巻です。内容的なことから、初出時に掲載された黒田恭一氏による解説もまた秀逸です、通常クラシックしか聴かないリスナーにも考慮した上で、第一印象に与える影響も勘案したと思われますが、最初の音が与える印象は強烈です。両者を紐解きながらこの記念碑的な演奏に徐々に興味を植え付ける当時の解説書にも注目すべきでしょう。確かにグルダのクラシックアルバムだと思って購入された方は驚くとは思いますが。ジャズとクラシックが入り混じったかれらの即興は、やがてジャンルを超えて演奏者も聴き手も引き込まれていきます。尚、両者はこの後、アーノンクールの指揮でモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲を収録することになりますが、そのきっかけは第1部で演奏したグルダのソナタにチック・コリアが感銘を受けたことからのようです。

今回の復刻では、初出時の黒田恭一氏のよる解説を復刻し、さらに矢澤孝樹氏による新規序文解説を解説書に掲載。オリジナル・ジャケット・デザインを採用しました。 (タワーレコード)

※デジタル録音
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:矢澤孝樹氏(新規序文解説)、黒田恭一氏、解説書合計6ページ

【収録内容】
ダブル・ピアノ・インプロヴィゼーション パート1
1. いつか王子様が(フランク・チャーチル)
2. プット・ユア・リトル・フット・アウト(マイルス・デイヴィス)
ダブル・ピアノ・インプロヴィゼーション パート2
3. ポエム No.3(フリッツ・パウアー)/子守歌(ヨハネス・ブラームス)

【演奏】
チック・コリア & フリードリヒ・グルダ(ピアノ)

【録音】
1982年6月27日
ドイツ博物館コングレスザールにおける「ミュンヘン・ピアノの夏」ライヴ

【原盤】
Philips

【Original Recordings】
Producers:
Karl-Heinz Hein
Dr. Manfred Frei
Sound Engineers:
Gottfried Duren,
Peter Kramper
Wilhelm Meister
Pianos:
Steinway