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カナダ出身のギタリスト、アンドリュー・スコットの初リーダー作品。“バーニーのために”とのタイトルでリーダー作ですが、ハリー・アレンなどのホーン勢を迎え気張らない演奏に徹しているのが御大ケッセル氏とはちと違いますけど、全体としてはバランスの取れた演奏。
そしてそして中盤M-4でブルースフィーリング溢れる黒っぽいソロも聴かせてくれます。
そしてやはり、ハリー・アレンとジェイク・ウィルキンソンのゲスト勢のソロが素っ晴らしい。作品に華をもたせていて本当に愉快痛快に聴けるんです。
一見一聴の地味め感は否めないですが、案外こういうのがヘヴィーローテーションしていても疲れない、こちらに寄り添う内容だったりするんですよね。
■ANDREW SCOTT(g),HARRY ALLEN(ts),BERNIE SENENSKY(p),JAKE WILKINSON(tp),LOUIS SIMAO(b),JOEL HAYNES(ds)
ANDREW SCOTT / アンドリュー・スコット