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High Note / Savantの常連アーティストたちによる痛快なオルガン・カルテットによるソウルフルなハード・バップ・サウンドが満載!聴けば、体も疼きだす、ノリの良いサウンド!ジョー・ファーンズワースの叩きだすストレートで、ツボを抑えたドラミングは本当に心地いいというものです。マイク・ルドーンはSavant で7 作目になりますが、そのうち5 作がこのメンバー(カルテット) によるもの。確実なレギュラーによる演奏であり、また、相性もいいのでしょう。振り返れば、ルドーンがシーンに登場してきたのは、90年代初頭。ニュー・ハード・バップの流れと共にブルックリン/トリスターノ派の流れがNYの地に興った時代において、ルドーンはエリック・アレキサンダーと共に王道の流れを貫いた代表的アーティストですが、ここでの演奏を聴くと、充実の演奏を続けて来たアーティストの姿を感じます。特にアップ・ビートで、飛ばしまくる3 曲目。オルガン・サウンドや、エリック・アレキサンダーのブローには、90年代とは違った余裕と貫禄が見えます。ブルージーな演奏を聴かせるピーター・バーンスタインも相変わらず、いい味を出しています。往年のハード・バップの良さ、勢いを体感できる一作です!
(新譜案内より)
■Mike LeDonne(Hammond B3 organ)
Eric Alexander(ts)
Peter Bernstein(g)
Joe Farnsworth(ds)
MIKE LEDONNE / マイク・ルドーン