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★モーツァルトやベートーヴェン、そしてマーラーや1950年代以降の音楽の解釈・演奏が高く評価された指揮者ハンス・ロスバウト(1895-1962)。シベリウス作品の録音はとても少なく、1954年と1957年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と録音した「フィンランディア」などの小品集の他、数えるほどしか知られていません。この2枚組には1955年と1961年にスタジオ録音された3曲の交響曲と珍しい歌曲を収録。全てが初出音源、かつロスバウトとしては他にも録音のないレパートリーで、彼らしい緻密なアプローチと柔軟なテンポ設定による見事なシベリウスが堪能できます。歌曲でソロを歌うキム・ボルイ(1919-2000)はヘルシンキ出身のバス歌手。1960年からストックホルム王立歌劇場に所属し、80年に引退するまでオペラとコンサートで活躍、また、デンマーク音楽アカデミーで後進の指導にあたるなどフィンランドの声楽界の発展に寄与しました。
いずれも、SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
ジャン・シベリウス(1865-1957):
[CD1]
1. 十二夜 Op. 60 第1番Kom nu hit, dod 死よ近づくな
2. 6つの歌曲 Op. 36 第6番Demanten pa marssnon 3月の雪の上のダイヤモンド
3. 7つの歌曲 Op. 17 第6番 Illalle 夕べに
キム・ボルイ(バス)
4-7. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 43(1901/02)
[CD2]
1-4. 交響曲第4番 イ短調 Op. 63(1909-11)
5-7. 交響曲第5番 変ホ長調 Op. 82(1919)
【演奏】
バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
ハンス・ロスバウト(指揮)
【録音】(モノラル)
1955年12月6日...CD1:1-3
1955年1月7日...CD1:4-7
1961年1月10日...CD2:1-4
1955年12月5日...CD2:5-7
HANS ROSBAUD / ハンス・ロスバウト
オーストリア出身の指揮者 (1895-1962)
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