3,850円(税込)
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元メストリ・アンブロージオでブラジル北東部の伝統音楽をアップデートし続ける鬼才シバの最新作が、GOMA GRINGA、EAEO、ASSUSTADOの3社合同レーベル、TRES SELOSよりリリース。ギター、ベース、ドラム、キーボードによる一般的なバンド編成だが、アンサンブルはマラカトゥやシランダがベースであり、ロックやポップスとは一線を画すもの。同郷の先輩であるシコ・セーザル、若くしてメストリ(巨匠)の名を冠するメストリ・アンデルソン・ミゲル、弦楽器王国であるペルナンブーコの伝統と世界中の弦アンサンブルを融和した個性的なインスト作を発表しているレロ・ベゼーハといった面々の参加も注目だが、ノルデスチの伝統ともテイストの異なる本作を読み解くには、ポストパンクからキャリアをスタートしたアート・リンゼイのゲスト参加や、唯一のカバー曲となった(オリジナルはルンバ・コンゴレースの王様、フランコTPOK楽団!)といったレパートリーがキーになるのかもしれない。ヒリヒリとした緊張感と野卑な生命力がせめぎ合うカオス的なサウンドが混迷を極めるブラジルの現状とダブり、現代の吟遊詩人と言われるシバのリリックをより一層引き立てる。
※ブラジルからの輸入盤のため、輸送の途中で発生する角折れやスレなど軽微なジャケット・ダメージが見られる場合がございます。あらかじめご了承ください。
SIBA / シバ